木村沙織「プレッシャーを力に変えて」 女子バレー五輪世界最終予選に向けた会見
古賀「熊本の皆さんに元気を届ける」
熊本出身の古賀は「熊本の皆さんに元気を届ける」と語った。ユニホームの左胸には「こころはひとつ」と入っている 【坂本清】
木村 OQTでは、(FIVB世界)ランキングに関係なくプレッシャーのかかる試合になってくると思います。しっかりとチーム力で戦い抜きたいです。
古賀 リオの切符をつかめるように、自分にできることを一生懸命していきたいと思います。また、熊本の皆さんに少しでも元気を届けられるようプレーしたいと思います。
佐藤あ 五輪に行きたい気持ちをコートの中で全身で現して、がんばりたいと思います。
田中 代表としての誇りを持ち、強い気持ちで戦いたいと思います。
内瀬戸 覚悟を持って、全力で楽しんで戦いたいと思います。
丸山 自分の役割に徹し、チームに良い流れを作りたいと思います。
迫田 五輪の切符を獲得するため、その場その場で自分の役割をしっかりと考えて、チームに貢献できるよう精いっぱい頑張ります。
田代 その時に与えられた自分の仕事をしっかりと果たして、勝ちにいきます。
長岡 覚悟を持って、目の前の一本に集中して全力で戦い抜きます。
宮下 強い覚悟を持って、五輪の切符を取りにいきます。
石井 今まで経験してきたことをすべて出しきって、自信を持って戦います。
座安 厳しい戦いになると思いますが、ここにいるメンバー全員でリオの切符を勝ち取りたいと思います。
山口 どんな状況でも安定したプレーをできるよう頑張ります。
島村 自分らしいプレーをし、気持ちを前面に出して戦います。
荒木 五輪出場に向けてチーム一丸となり、必死で戦い抜きたいと思います。
江畑 昨年はけが(右アキレス腱の部分断裂)をして、プレーをできない時期がありました。今はバレーができることに感謝して、チームに貢献できるよう精いっぱい頑張ります。
大竹 五輪の切符を勝ち取るために、強い気持ちを持って戦い抜きます。
鍋谷 チームのためにできることを最大限、精いっぱいやり抜きたいと思います。
荒木「戻ってこられてうれしい」
ロンドン五輪キャプテンの荒木は、代表復帰の喜びを語った 【坂本清】
木村 日本の代表として。自分たちもそうですが、熊本の皆さんや日本の人たちにも「こころはひとつ」という言葉が響くように頑張りたいと思います。
――五輪に出場すれば4回目の出場となる。どんな気持ちで臨む?
木村 それぞれ大会ごとに自分の役割や立場が違います。特に4年前は首の皮一枚で切符を取るという経験をさせてもらったので、今回もどんな状況になるか分からないですけれど、最悪なことも考えて頑張りたいと思います。
――キャプテンになって一番大変だったこと、意識したことは?
木村 私はキャプテン向きの性格ではないので、心をひとつにしてみんなで戦えるように頑張りたいと思います。
――荒木に質問。日本代表に復帰した思いは?
荒木 またこの場に戻ってこられたことをうれしく思っています。(ロンドンからの4年間は)私自身いろいろなことがあって、この場に立たせてもらっているので、感謝の気持ちをしっかりと結果として出せるように頑張ります。
――4年前と比べて、自分自身で一番変わったと思うことは?
荒木 娘の存在が大きく、娘からエネルギーをもらいます。4年前とは違う立場でチームに貢献できるよう頑張りたいです。
――久しぶりに戻ったチームの雰囲気をどう感じた?
荒木 若い選手が多く、勢いがあります。みんなが発言するチームになっている印象を持ちました。
――古賀に質問。全日本でこれまでも大きな大会を経験してきた。今回はどんな思いで大会に臨む?
古賀 年齢は下ですが、試合に出ればそれは関係ないので、しっかりと強い気持ちで試合に臨みたいと思います。
――代表の試合を経験して、収穫や自信になったことは?
古賀 世界の(身長が)大きな選手とたくさん試合をしたので、高さに慣れたことは自信になっていると思います。
――熊本出身で気合も入っていると思う。改めて意気込みを一言。
古賀 被災された皆さんは今も苦しい生活をしていると思います。バレーボールができることに感謝して、しっかりと結果を残したいと思います。
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