攻め続けでしばるグラン天皇賞 「競馬巴投げ!第121回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

天皇賞・春出走馬の写真説明から

ファントムライト 【写真:乗峯栄一】

 そんなことで、春天皇賞だ。とりあえず写真の説明から。

[写真1]は阪神大賞典でしぶとく3着に入ったアドマイヤデウス。

[写真2]はセン馬になって、重賞戦線に入って着実な成績が続いているカレンミロティック。

[写真3]は昨年の菊花賞馬で、その後も有馬、大阪杯と首位争いしているキタサンブラック(キタサンだけは今週どうしても巡り会えず、これは去年のダービー週の撮影です)

[写真4]は今週、頑張って望遠レンズ使い、Cウッドの追い切りを何とか収めたサウンズオブアース(内の馬)。

[写真5]は阪神大賞典で無類の強さを発揮したシュヴァルグラン。

[写真6]は一昨年の菊花賞馬トーホウジャッカル。

[写真7]はこのところ重賞戦線で2着、3着を続けている超安定馬ファントムライト。

[写真8]は大外に回ったが、日経新春杯では強烈な脚を見せたレーヴミストラル。

シュヴァルグランの長距離適性に賭ける

レーヴミストラル 【写真:乗峯栄一】

 で、予想だが、2500を有馬、日経賞と連勝しているゴールドアクターは確かに強いが、3000メートルの阪神大賞典で、一頭違う競馬をしたシュヴァルグランの長距離適性の方に賭けてみたくなる。シュヴァル初の3000メートルは陣営にとっても半信半疑だったことだろうが、結果はいままで一番強い競馬をした。道中はまったく淡々と走り、直線のゴーサインだけで果敢に前に向かい先行馬を簡単に抜き去った。

 ヴィルシーナと同じ母親だが、父親がディープからハーツに替わって、無類の長距離得意馬になっている。いま、種牡馬の中で一番長距離適性のあるのは、ハーツクライに違いない。

 (8)シュヴァルグランの単千円。三連単頭(8)固定、ヒモに(17)ゴールドアクター、(15)サウンズオブアース、(5)フェイムゲーム、(1)キタサンブラック、(18)レーヴミストラル、(10)アルバートの6頭、30点各300円で9千円。総計1万円で勝負する。

 宮記念ミッキーアイル、桜花賞ジャエラー、皐月賞マカヒキとつながってきたGI複勝コロガシ第4戦、シュヴァルグランに5700円(100円未満切り捨て)。

 当コーナー、次回はオークスなので、もしシュヴァルグランがつながったら、第5戦NHKマイルはニュージーランドTで強烈脚を見せたストーミーシー、もしそれもつながったら第6戦ヴィクトリアマイルは現在ナンバー1牝馬であるショウナンパンドラでいく。
(もしこれらの馬が不出場のときは「一回パス」とさせてください)
 もしもオークスまでつながっていたら、たぶん5万ぐらいは行っているだろう。ただ幸運を祈るのみだ。

乗峯栄一の1万円馬券勝負!2016春の陣

<今週の1万円勝負(天皇賞・春)>
単勝(8)シュヴァルグラン×1,000円
3連単(8)シュヴァルグラン1着軸固定→(17)(15)(5)(1)(18)(10)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(皐月賞)>
単勝(3)マカヒキ×1,000円⇒ハズレ
3連単(3)マカヒキ1着軸固定→(16)(11)(5)(4)(18)(13)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
1,080円−10,000円=−8,920円

2016春のGI複勝コロガシ

高松宮記念………複勝(6)ミッキーアイル×1,000円⇒的中(×1.5倍)=1,500円
桜花賞……………複勝(13)ジュエラー×1,500円⇒的中(×2.4倍)=3,600円
皐月賞……………複勝(3)マカヒキ×3,600円⇒的中(×1.6倍)=57,60円
天皇賞・春………複勝(8)シュヴァルグラン×5700円
NHKマイルC………複勝 ストーミーシー×?
ヴィクトリアM…複勝 ショウナンパンドラ×?

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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