イチロー“レーザービーム”が生まれた日 実況担当のリズ氏が語るその瞬間

丹羽政善
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2001年4月11日以来、“レーザービーム”がイチローの強肩の代名詞になった(写真は12年6月のホワイトソックス戦) 【Getty Images】

 その言葉は、2001年4月11日に誕生した。場所はオークランド。アスレチックス対マリナーズの8回裏1死一塁の場面で代打のラモン・ヘルナンデスがライト前ヒットを放つと、一塁走者のテレンス・ロングが二塁を蹴って三塁へ。すると一気に前進し、打球を処理したイチローが三塁へ糸を引くような送球で、ロングを刺す。

 その時、1983年から9年間、95年に戻ると、以来20年以上もマリナーズの実況を務めるリック・リズさんが、三塁への美しい軌道をそう形容した。

「まるで、レーザービームのようだ!」

 今回、リズさんに当時を振り返り、あのときの実況を再現してもらった。
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著者プロフィール

丹羽政善

1967年、愛知県生まれ。立教大学経済学部卒業。出版社に勤務の後、95年秋に渡米。インディアナ州立大学スポーツマネージメント学部卒業。シアトルに居を構え、MLB、NBAなど現地のスポーツを精力的に取材し、コラムや記事の配信を行う。3月24日、日本経済新聞出版社より、「イチロー・フィールド」(野球を超えた人生哲学)を上梓する。

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