【全日本プロレス】 三冠王者・宮原は真霜と壮絶ドロー 秋山がタイガーのキックにTKO負け
三冠王者・宮原のチャンピオン・カーニバル初戦は真霜と時間切れ引き分けとなった 【前島康人】
メインイベントでは、現三冠ヘビー級王者の宮原健斗が、KAIEANTAI−DOJOのエース・真霜拳號と対戦。壮絶な激闘の末、30分時間切れ引き分けとなった。
両者譲らず時間切れ
王者として激しい攻めを見せる宮原 【前島康人】
引き分けにより失点1でのスタートとなった宮原だが、「悔しいけれど負けたわけじゃない。オレは進化系のポジティブなチャンピオンだから」と気持ちを切り替えると、「トロフィーを持って帰ることしか考えていない。CCという大きい舞台で優勝して、もっと有名になりたい」と、さらなるステップアップを宣言。試合後、三冠ベルトを触ってアピールしてきた真霜に対しては「今日引き分けたから to be continued を自分の中で意識しちゃう部分もある」と再戦にも含みを持たせた。
秋山はタイガーのソバットでレフェリーストップ
秋山はドクターストップとなり、初戦黒星となった 【前島康人】
敗れた秋山はセコンドに両肩を担がれながらも、自分の足で歩いて退場。一方、初めて全日本マットに上がったタイガーは「これで勝ったと思っていないし、こういう試合が何戦も続くかと思うと武者震いが止まらない」と、将来「プロレス界を背負って立つ男」になるべく、まだまだ変化を続けると誓った。