ナンバー17、創設時を知る最後の男 富山の背番号にまつわるストーリー

赤壁逸朗
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創設以来17番はずっと木本

木本はクラブの創設以来ずっと17番をつけてきた 【(C)J.LEAGUE PHOTOS】

 カターレ富山の背番号17は創設以来、ずっとMF木本敬介がつけてきた。クラブ発足時から在籍する唯一で、最後のプレーヤーだ。

「もう一度、J2でプレーしたい。自身の年齢的にも今季こそ昇格しなければならない」

 不退転の決意を胸に開幕の鹿児島ユナイテッドFC戦を迎える。

 木本と「17」との縁は深く、「小、中、高校とずっとつけていて、大学も途中までは17番だった。こだわりがあったわけではないが、自分の番号だという感じはする」と話す。2007年に関西大学を卒業してカターレの前身のひとつである北陸電力サッカー部アローズ北陸に加入した際も与えられたのは「17」。前年につけていたMF渡辺誠から引き継いだ。
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著者プロフィール

富山県在住、1971年生まれ。97年より北日本新聞社に勤務し、08年に独立してフリーライターに。富山のスポーツを中心に取材執筆を行う。日本サッカー協会スポーツマネジャーズカレッジ2008修了、東京大学運動会スポーツマネジメントセミナー2004修了。

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