【リアルジャパン】 王者・関本に25周年の長井が挑戦 3.24後楽園大会で王座懸けて激突!
3.24後楽園ホール大会におけるレジェンド選手権試合で、王者・関本大介vs.挑戦者・長井満也の試合が決まった 【リアルジャパンプロレス】
以下、会見でのコメント。
初代タイガー「ストロングスタイルの牙城を守ってくれる人たち」
会見に参加した初代タイガーは「前回にも勝るとも劣らない、いい試合をしてもらえる」と期待する 【リアルジャパンプロレス】
長井「今回自分が挑戦させてもらえるのをOKしてくれたリアルジャパンさんに感謝します。自分が今年プロレスデビュー25周年になって、自分もレスラーとしての残りの時間とか試合の数とかを考えると、完全燃焼したい、自分が燃えられるような試合をしたいと思うようになり、そこで、ボクは前から関本君と試合をやりたいなと思っていたので、前回の後楽園ホール、その関本君が船木さんと熱い試合をしてチャンピオンになったので、誰も挑戦の手を上げる前に、自分が一番最初に手を上げさせてもらいました。当日は、ファンの人に喜んでもらうのはそうですけど、プロレスラー長井満也、自分が満足できる試合を行いたいと思います。よろしくお願いします」
関本「大日本プロレスの関本です。去年の12月、船木さんに勝つことができてレジェンド王者になることができ、そして、長井選手がその後リングに上がってきて、ボクをしっかりと見つめて、挑戦させろと言われました。自分はその熱意に応えたいと思いました。だから、3月24日、後楽園ホール大会ではチャンピオンとして、長井選手の気持ちをしっかり受け止めて、レジェンド王者を防衛したいと思います。よろしくお願いします」
初代タイガー「2人の間に挟まれているだけでもワクワクします。長井ちゃんが挑戦したいという意向を伝えてきた時、それ自体がうれしくてうれしくてしょうがなかったです。長井選手、あるいはウチのストロングスタイル継承を守ってくれる選手、ウチにしかいないようなストロングスタイルとプロレスを融合したような選手たちというのは、なかなかウチにしかいないんですけども、その選手のひとりを育てることができる、2人が育っていくことができる。前回のストロングスタイル代表的な試合をやっていただいた関本選手に対してもお礼を言いたいし、船木選手に対してもお礼を言いたいし、いま2人がここにいるだけでワクワクしてくる状態が続いています。いかにこのストロングスタイルの牙城を守っていけるかどうか。その牙城を観客のみなさんも見られるということが、本当に大変幸せだと思います。リングの闘いの中にあるんだと。闘いの中なんだというストロングスタイル。闘いを見に来て下さい。この2人の白熱を見に来て下さい。それを声を大にして言いたいと思います。2人の特別な感情というのは、(髪の毛をかける)カベジェラ・コントラ・カベジェラの試合になるかもしれないので、よろしくお願いします。
(長井選手の方を見て)ウン? まあいいか。そのくらい熱意のこもった試合になりますので、ある意味では船木選手、前回の試合に勝るとも劣らないような試合展開になってくることを期待していますので、ぜひ、ぜひ、いい試合をいただけるものと。長井選手の蹴りの力も2倍くらいになっていると思いますので、そのくらい速いと思いますので、関本選手も油断しないように頑張っていただければ。それがいい試合になっていくと思いますので、期待してやまない。もう胸がワクワクしてる試合です。頑張っていただきたいと思います」
関本「男と男の勝負ができる」
王者・関本は「今度は男と男の勝負ができる」と不透明決着に終わった前回とは違う戦いをすると意気込んだ 【リアルジャパンプロレス】
長井 いやもう、ボクは昔から関本選手のすばらしさは知っているし、それで、今ってこう、それがボクの目指すスタイルになるかもしれないですけど、どっちかというとプロレス会場でどこどこの団体の誰ですって自己紹介をしてくれる若い子がいるんですけど、ボクからしたらキミがプロレスラーなのっていうような子が最近多い気がするんです。それこそ街中でその辺の兄ちゃんとケンカしたら負けちゃうような。ボクの中のプロレスラー像っていうのはそうじゃなくて、それを考えると、関本君というのはリングに上がって体を見せただけでもコイツはレスラーなんだ、コイツは強いと。技を受ける時も強い気持ちで正面から受けるし、自分から攻める時も迫力があるし、だからボクは、そういうボクがプロレスラーだと認めている人とプロレスの激しい試合をしたいです、ハイ。
――最初の挑戦者に長井選手が決まったことについて。
関本 まず去年の12月にベルトを取った時に長井さんが、長井選手がリングに上がってきて、自分を見つめるその目を見て、あ、これは本気だと感じました。気持ちが伝わってきました。以前も何度か闘ったことがあったんですけど、不透明決着に終わったりしてたので、その目を見てですね、今度は男と男の勝負ができると、ハイ。
――初防衛戦の相手にふさわしい相手?
関本 その通りです。
――長井選手は過去に2度、レジェンド王者(第4代&第6代)になっているが、最初の王者時代、2度に渡り関本選手と闘い、2度とも両者リングアウトに終わっている(2010年11.7相模原&11年2.18代々木)。今度のタイトル戦は決着戦の意識もあるか? それとも過去とはまったく異なるもの?
長井 ボクも年齢とキャリアを重ねて成長していると思うし、関本選手もいまの日本のプロレス界のトップまで上がって来ている選手だと思うので、3度目ですけどボクの中では過去の2回を引きずるとか、それに比べようという気持ちはないです、ハイ。
――関本選手のコメントの中での『不透明決着』とは、その両者リングアウトを指している?
関本 そうですね、ハイ。
――今度は立場を変えての対戦だが。
関本 まあ、王者としてその試合に臨みます。
長井「自分の中で記念になるような試合」
初代タイガーは「2人の心意気が分かってくれれば胸いっぱいになれる」と期待する 【リアルジャパンプロレス】
長井 グレート・タイガー選手に関しては平井さん(リアルジャパン代表)が窓口になっているので平井さんに聞いてください。ボクは25周年、正直自分が選手としてこんな長くできるとは思っていなかったので、まあ特別、自分で25周年の興行というか大会を打つということは今のところ考えてはいないです。ただ自分がドラディション所属で、こういう風にリアルジャパンさんのリングにも上げていただいているので、そこで25周年の自分の中で記念になるような試合が1試合か2試合させていただければいいなとは思ってます。
――今回のタイトル戦はそのうちのひとつでもある?
長井 そうですね、今年一年のスタートだと思います。
初代タイガー (2人の意気込みを聞いて)関本選手は王者としての風格としても当然、前から若い選手ですけど、伸びてくる選手だと思っていましたけれども、当然伸びてきたということです。長井ちゃんに言いたいのは、たとえば、強い選手がリングの上で強さを作っていって輝くのは当たり前なんですよ。それができるのがリアルジャパンプロレスなんで。見た目だけでドタバタやっているのが輝ける選手、プロレスラーだと思っている世間があるとしたら、それは大間違いなんですね。強い選手が光り輝く、これがリアルジャパンプロレスの一番の本道なので、その点では長井ちゃんは前から本当に期待している選手なんですよ。それは表面上のことはワーッと悪役ぶったり迫力があったりですけど、本当は動きなんですよ。その動きを、蹴りのスピードをもっと倍にしてもらいたいし、倍になるだろうし、もっと老獪なテクニックもあるだろうし、迫力もあるだろうし、違う面で関本選手はもう迫力は持ってるし、その実力という点ではお互いが均衡している世界のなかで、長井ちゃんに上がってきてもらいたい。上がらなければリアルジャパンのリングではないということですね。ストロングスタイルはそういうものです。強さがなければリング上には来てはならない、資格がない。これをもって光り輝いてほしい。(長井の頭を見て)長井ちゃん、光り輝いて、あれ……。光輝いてる方面で、光り輝いてほしいと思いますね。それがリアルジャパンのリングだということを証明してもらいたいですね。お客さんもそう思ってもらいたいですね。その迫力ある実力と、迫力ある関本選手のプロレス、根性って言うんでしょうか。そういうものに何も言うことはない。先ほども言ったように2人がいるだけでワクワクしてくるような、そういう期待感でいま胸いっぱいです。ボクが胸がいっぱいのように、お客さんもその心意気が分かってくれれば胸いっぱいになれると思います。すごくいい試合になると思いますよ。以上です。
3月24日(木)東京・後楽園ホール 試合開始18:30
【決定対戦カード】
<メインイベント レジェンド選手権試合>
[王者]関本大介(大日本プロレス)
[挑戦者]長井満也(ドラディション)
※第9代王者、初防衛戦
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