【リアルジャパン】大日・関本大介が船木との一騎打ち語る 「日本刀のような打撃食らっても……」
9日に後楽園ホールで開催されるリアルジャパンで、船木誠勝とレジェンド王座を争う関本大介 【リアルジャパンプロレス】
ファンの時代からいわゆる“U系”も好きで、パンクラス時代の船木のファイトを見ていたという関本。船木との決戦に向け、その悲壮なほどまでの決意を語ってくれた。
日本刀で首をぶった斬られたような衝撃
一度タッグで対戦している船木(左)と関本(右)。関本はその時の印象を「(浴びせ蹴りが)日本刀で首をぶった斬られたような」と話す 【リアルジャパンプロレス】
関本 あります! センセーショナルな秒殺という独自のスタイルを築き上げていて。U系も好きでしたから。
――あの頃のパンクラスは大きなインパクトをプロレスファンに与えてました。
関本 船木さんが引退された後ですけど、鈴木みのるさんと獣神サンダー・ライガーさんが戦った時(2002年11月30日、横浜文化体育館)は会場へ観に行きました。
――世代的にはあの時代の船木選手の印象が強く残っているのでは?
関本 そうですね。だから、本当に恐ろしいというか……。
――船木選手が仰っていたんですが、一度引退されていた時期に映画『真説タイガーマスク』(2005年)でタイガーマスク役を演じることになった際に、大日本の道場で関本さんと練習をされていたそうですね。佐山サトルさんがコーチ役で。
関本 やりましたね。そうだそうだ。今言われて思い出しましたよ。タイガーマスクの動きの練習とかをされていたような。
――デビューしてから6年が経っていたとはいえ、佐山さん、船木さんを前に練習するというのはかなり緊張されたのでは?
関本 僕としては考えられない状況でしたからね。元プロレス少年としたら夢のような空間でした。船木さんについてはやっぱり全日本で一度当たったのが印象に残っています。(11年12月1日の名古屋大会、世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦、船木&河野真幸vs.関本&岡林裕二)。あの時に僕は浴びせ蹴りを食らったんですよ。それがあまりにも強烈で衝撃が強くて。本当に日本刀で首をぶった斬られたような……。これが切れる打撃って言うんだなと思いました。その印象が残っています。
――ファンとして見ていたパンクラス時代と繋がったような。
関本 まさに一撃必殺だなと感じました。