武豊エイシンヒカリ光速時計の評価は……天皇賞(秋)の調教ランキングを大公開

競馬専門紙「優馬」

第2位 ディサイファ

迫力満点の動きを坂路で披露したディサイファ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

1)ディサイファ
牡6 (美)小島太
[好調子]助手28日美坂稍(1回)
52.6 - 38.5 - 25.2 - 12.4 強目
◎…坂路で好タイムをマークし絶好調
気配…8 動き…9

52秒6という全体時計も速い部類だが、14秒1−13秒3−12秒8−12秒4と最後まで加速しているのは、前走の追い切りや1週前追い切りとは一線を画すもの。ここに来て首の使い方が良くなったからなのか、力強い脚捌きで終いまで迫力満点の動きだった。まさに絶好調の一言。

小島太師「大事に大事にここまで育ててきたからな。昨年だったら、前走は最後伸びて来なかった。あれが成長の証。完成した今なら、この相手でも勝ち負けになると思っているよ」

パドックここをCHECK→後肢が遅れずに運べていて、広い稼動域が確保されているか。

第1位 イスラボニータ

長休明けを使われて大幅に良化したイスラボニータ(右、撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

16)イスラボニータ
牡4 (美)栗田博憲
[良化]助手28日南W良
67.8 - 52.8 - 38.4 - 12.3 (6)直追先着
(2才未勝利ウィズエモーション強目の内1馬身先着)
◎…力強い動きでラストまでしっかり。デキ上向き
気配…8 動き…9

最終追いは蛯名騎手を背に直線で追われ、先行した僚馬にシッカリと先着。前走時の追い切りでは、長休明けで脚取りに重苦しさがあったが、一度使われて動きに鋭さが出てきた。フジキセキ産駒の割りに距離をこなすのは、ストライドの大きなフットワークだからだろう。いつも見栄えのする馬体だが、前走時よりも実が入って良化は明らか。

栗田博師「前走は長く休んでいたこともあり、最後は苦しくなってしまったが、使ったことで落ち着きが出て、良い方に変わってきた。この馬本来の競馬ができそうだし、楽しみはある」

パドックここをCHECK→キョロキョロしたり、少しうるさく見えるのはいつものこと。首を使ってリズム良く歩けていればOK。

※次ページは天皇賞(秋)出走全馬の最終追い切り時計と評価

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競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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