金の木村、赤の平本が9.22後楽園へ闘志=K-1の地上波レギュラーが10月から決定
10月からテレビ東京での地上波放送が決まったことが前田憲作プロデューサーから発表された 【(C)M-1 Sports Media】
「新生K−1として11月に旗揚げ戦を行い、1年も経っていない中、地上波放送が決定しました。これまで4大会を連続満員で終え、これからはより多くの方々にK−1の試合を見ていただけると思います。
番組では試合内容だけでなく選手たちの試合までの素顔やストーリーを紹介していきます。そしてこれからK−1を目指すKrushファイターも紹介していきます。また新生K−1ではアマチュア大会にも力を入れて取り組んでいるので、K−1チャレンジの模様も放送していく予定です。
地上波放送を機にゴールデンを目指し、K−1をメジャースポーツにしていくために努力していくので、よろしくお願いします」
続いて出演予定の主要ファイターたちが続々と登場。総勢12名の選手がずらりと勢ぞろいし、番組スタートに向けてコメントした。
平本蓮 地上波放送が決まって、これからさらにK−1ファンの方も増えると思います。こうした機会を作っていただいた関係者の皆さん、そして選手たちが思いっきり素晴らしい試合をしてきたことで、こういう形になったと思います。そしてずっと応援してくれているファンのみなさんの支えがあって(地上波放送が)決まったと思います。ファンのみなさんにもっと夢を見てもらいたいので、いずれはゴールデンで世界の強豪と戦って、いろんな方に僕の試合を見てもらって、夢を持ってもらいたいと思います。
松倉信太郎 自分は以前のK−1で本戦に初めて出た時、地上波放送がなくなりました。あれから学校も辞めて頑張ってきて、こういう日が来ると信じてやってきて、今日がその日になったと思います。今のK−1の選手は華やかでカッコいい人も多くて、うかうかしていられません。今自分ははじっこにいるけど…今のままだとはじっこになっちゃうんで、真ん中に立てるように、生き残れるように頑張ります。注目応援よろしくお願いいます。
牧平圭太 Krush−67kg王者の牧平圭太です。自分は1月にKrushで防衛戦が決まっているので、そこでしっかり勝って、K−1を盛り上げる一人になりたいと思います。
中島弘貴 K−1地上波放送が決まって、K−1が新しいスポーツとして知られるチャンスだし、K−1MAX以上に新しいK−1を盛り上げて、70kgを引っ張っていけるように頑張ります。
左右田泰臣 ここにいるメンバーはライバルであり、新しいK−1を盛り上げるという同じ志を持った仲間だと思うので、今までやってきたことがこういう形になったことをうれしく思います。SNSなどでK−1地上波“復活”と書かれることもありますが、今のK−1はK−1実行員会のみなさんが主催する新しいK−1です。だからこれはK−1が“地上波復活”ではなく、新しいK−1の“地上波決定”だと思います。細かいことだと思いますが大事なことなので、みなさんもそう考えてくれてらうれしいです。今のK−1には個性が強い選手が多くて、いろんなジャンルや分野に発信できると思います。そこでK−1も注目してもらえたらと思います。
大雅 地上波放送が決まって、自分がやってきたことが報われたかなと思います。自分が格闘技の中心になって盛り上げるつもりで頑張ります。
HIROYA 僕は2008年のK−1甲子園王者として、地上波で試合をしていて、高校生のHIROYAを知っている人は多いけど、20代のHIROYAを知っている人は少ないと思います。これからまた自分のことを世に広めていきたいと思います。
久保優太 最後にK−1が地上波放送されたのは2010年だと思うんですけど、あの頃の僕はイエスしかいえないイエスマンでした。そこから5年経って世界チャンピオンにもなれたし、最近は調子が悪いですが、ノーも言えるようになりました(笑)。地上波放送が決まって、僕もテレビで試合を見て頑張ってきたので、子供たちに夢を与えられるような活躍ができるように頑張ります。
木村”フィリップ”ミノル 俺はK−1に救われて、K−1を夢見て頑張ってきました。以前のK−1がなくなってからも、上に噛みついてどんどん最高の試合をして、バチバチの殴り合いをして、時には悔しい想いをして、気づいたら世界で最高のパフォーマンスをする団体になりました。世間の人に新しいK−1を見てもらって、子供たちにも夢を与えたい。最終的には俺がみなさんをラスベガスに連れて行きます!
卜部弘嵩 新生K−1の地上波放送が決まってうれしい気持ちがあるけど、それと同時に今まで以上に気を引き締めて、もっと高いレベルのものを見せていきたいと思います。
武尊 僕が格闘技をやり始めたきっかけはK−1のヘビー級でアンディ・フグやアーネスト・ホーストといったスターが集まっている大会を見て、自分もここに立ちたいと思ったからです。僕はテレビの力がすごいと思っていて、どれだけすごい試合をしても、どれだけ熱い試合をしても、人に知ってもらえなければ、夢を与えることは出来ません。そういう意味でテレビの力は大きいと思うし、僕とここにいる全員の試合で新しいK−1を見る人が増えて、夢を持ってくれる人が増えて欲しいと思います。その中でも新生K−1のスターは武尊なんで覚えていてください。
卜部功也 まず地上波放送が決まったとをうれしく思います。これも関係者とファンのみなさんがいたからこそだと思います。格闘技じゃ飯が食えないと言っている選手も多いですが、格闘技でも飯は食えます。僕がそれを証明していきたいと思うし、新生K−1に注目してもらえればと思います。そしてプロを目指しているファンの方にはK−1を目指して、夢を持って来てもらいたいと思います。
なお初回の放送内容は過去の大会・試合を振り返っていくものを予定。新生K−1の地上波テレビ番組「新K−1伝説」に注目だ!