迫田さおり「最後まで攻め続けたい」 バレーW杯 アルジェリア戦後コメント

スポーツナビ

アルジェリアをストレートで下した日本。上位2チームに与えられるリオ切符の獲得へ望みをつないだ 【坂本清】

 バレーボール女子のワールドカップ(W杯)は4日に第9戦が日本ガイシホール(愛知県)で行われ、日本はアルジェリアを3−0(25−7、25−10、25−6)で下した。日本は大会通算績を7勝2敗とし、順位は5位のままとなっている。

 力の差がある相手に対し、日本は序盤から圧倒。25−8と大差をつけて第1セットを先取する。第2セットも日本の優勢は変わらず、アルジェリアのミスや迫田さおりのスパイクでリードを広げ、第2セットも25−10と大差で日本が連取した。

 第3セットも選手を入れ替えながら、木村沙織らのスパイクで得点を重ね、終始アルジェリアを寄せ付けず。最後はアルジェリアのミスで25−6となり試合終了。ストレートで圧勝した。

 日本は明日、第10戦で世界ランキング1位(2015年8月28日付)の米国と対戦する。

 以下は試合後の選手コメント。

迫田さおり(東レ)

今大会初先発となった迫田は「まだまだ点数が取りたかった」と試合を振り返った 【坂本清】

「欲を言えばまだまだ点数が取りたかった」

 今日を入れて残り3戦、本当にこれからの戦いはすごく大切な戦いです。今日の試合にスタートで入れさせてもらったので、しっかり明日、明後日につなげられるようにプレーしようと思って(コートに)入りました。自分自身はミスも出てしまいましたが、みんなが声をかけてくれて、背中を押してくれる素晴らしいチームなので、明日、明後日も頑張りたいです。明日の米国戦は今日のようなゲームにはならないと思うので、今日以上にスタッフ、選手が一致団結して最後まで攻め続けたいです。

 W杯が始まってから、(今日の試合は)一番長くコートにいさせてもらって、あらためてチームプレー、チームスポーツは素晴らしいと思いました。自分自身はもっともっと思い切りプレーがしたかったし、欲を言えばまだまだ点数が取りたかったし、コートにももっといたかったですし、自分のプレーとしてはもっとできたのではないかと思います。結果的にチームが勝てて本当によかったです。

木村沙織(東レ)

「全員がコートに立てたことは明日につながる」とキャプテンらしいコメントで米国戦を見据えた木村(3番) 【坂本清】

「全員がコートに立てたことは明日につながる」

 名古屋に移動してきて、また会場の空間も変わった中で、今日全員がコートの中に立てたことは明日につながると思うので、とても良かったと思います。米国も日本もお互いを知り尽くしている相手だと思うので、我慢強くミスを先に出さないように。でもしっかり勢いを持って攻めていけるように戦いたいです。

(今日好調だった)リオ(迫田さおり)とは代表でも東レでも一緒にプレーをすることが長いので、お互いにスパイクのフォームとか、今どうなっているかというのを練習の中で確認しています。(復活と言われるけれど)そんなに気にするほど悪いプレーではないと思っていますし、どういう状態でも思い切りコースを狙って打てているので、思い切りプレーしてほしいです。W杯の中でチーム力は本当に必要なので、スタートから出たり、後から出たり、いろいろなメンバーがいる中で選手それぞれの役割があって、みんなでお互いに良いプレーを引き出し合えるチームだと思うので、明日の試合もみんなで頑張りたいです。

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