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「AJスタイルズですね」の理由は!?
ライガーに聞く2015年G1優勝予想
今回は新日本の重鎮、獣神サンダー・ライガーにことしのG1 CLIMAXを予想してもらった
今回は新日本の重鎮、獣神サンダー・ライガーにことしのG1 CLIMAXを予想してもらった【スポーツナビ】

 新日本プロレス真夏の祭典「G1 CLIMAX」が7月20日、北海道・北海きたえーるで開幕する。ことしで25回目となるG1 CLIMAXは8月16日の東京・両国国技館まで全国津々浦々で19大会が開かれる長丁場となる。20選手がそれぞれAブロック、Bブロックに分かれて、リーグ戦を戦い、それぞれのブロックを勝ち抜いた上位1名が8月16日の両国大会で優勝決定戦を行う。さらにことしはAブロック公式戦、Bブロック公式戦を交互に行う変則日程。昨年は「空前絶後の夏」と銘打って埼玉・西武ドームで優勝決定戦を行ったが、ことしは「極みの夏」として両国国技館3連戦を敢行する。今回は過去3度のG1出場経験もあり、新日本プロレスの重鎮として活躍する獣神サンダー・ライガーにことしのG1 CLIMAXを占ってもらった。ライガーが挙げる優勝者とは!?

みんなが憧れて目指すG1優勝

――新日本プロレスのレスラーにとってG1 CLIMAXとはどういう位置づけの大会なのでしょうか?


 IWGPのヘビー級のベルトを巻くというのが新日本プロレスのレスラーのひとつの究極の夢ではあるんですけど、その対極、同じ究極なんですけど、G1の優勝というのも同じぐらいの価値がある、みんなが憧れて目指すものですね。


――1カ月の長丁場になります。調整の仕方も大変ですね。


 タイトルマッチはその日の試合に向けて体を作っていけばいいですよね。でもG1 CLIMAXは1カ月続きます。しかも暑い真夏のど真ん中という日程なので、体調管理は本当に重要です。あと体のケアですよね。練習ばかりしていていいのか。休憩も取らなければいけないですし。あとは栄養管理というか、食事の取りかたも代わってきますね。もちろん睡眠も大事です。良く寝て疲れを取る。これが微妙なんですよね。ちょっと間違えるとクーラーのかけすぎで風邪を引いたり、逆にあんまりクーラーを効かせないで寝汗かいてよく寝れないで疲れたりという。本当微妙な調節なんですよね。


――G1 CLIMAXが近付くとレスラーたちもピリピリしたりするのでしょうか?


 神経質というか、無口になりますね。普段は控え室でそれほどシーンとならないですもん。自分の試合が近付くとピリピリしますけど。みんながみんなピリピリするのはそうないですね。


――ことしはスケジュールが独特です。


 だからこそ余計に駆け引きが大事になってきますね。例えばその日の試合で足首を捻挫したとか。それを相手にわからせないために、逆の足のほうにテーピングしたりとか。そういうこともやりますからね。こっちが悪いんだなと思って、実は悪くないほうを一生懸命攻めて、そこから丸め込みをされたり、とか。そういうことがいくらでも考えられますから。


――“プロレス頭”も大事になってくる?


 そうですね。アントニオ猪木さんが昔「レスラーはバカじゃなれない」とおっしゃってましたが、まさにその通りですよね。


――G1 CLIMAXではそれが如実に現れる?


 それがG1 CLIMAXですよね。

オカダに足りないものはない!?

「正直憧れの選手」とライガーに言わしめたオカダ。IWGPヘビー級王者として3人目のG1制覇を目指す
「正直憧れの選手」とライガーに言わしめたオカダ。IWGPヘビー級王者として3人目のG1制覇を目指す【横田修平】

――では具体的に話を進めさせていただきたいのですが、Aブロックで勝ち上がりそうなのは?


 僕の予想はAJスタイルズですね。天才ですよ。体はそんなに大きくはないですけど、あの運動神経と技の正確さ、鋭さ。パフォーマンスに関しては、この男は天才ですよ。


――7.5大阪大会でIWGPヘビー級王座をオカダ・カズチカ選手に獲られたが、それは影響しませんか?


 このG1 CLIMAXに関してはそれはそれ、これはこれ。彼もデビューしたてじゃないし、そういう切り替えはできると思います。僕は全然尾を引かないと思います。


――Bブロックはどうでしょうか?


 Bブロックは(後藤)洋央紀かなぁ。僕は洋央紀か、カズチカですね。


――オカダ選手を挙げましたが、IWGP王者がG1を制したのは過去2回しかありません。そのジンクスはどうですか?


 でも2回あるんですよね。じゃ、ありえますよ。


――オカダにはジンクスをはね飛ばすだけの力がありますか?


 カズチカは何ていうんだろう…正直憧れの選手ですよ!! カッコイイし、若いし、身長あるし、運動神経あるし、スタミナあるし、顔はいいし。逆に彼に何がないんですか?


――キャリアですか?


 でも彼は新日本に入る前にずっとメキシコでやっていましたからね。新日本に入ってからのキャリアは短いかもしれないですけど、トータルで言うとキャリアはかなり持っていますよ。そこは一概に言えないですよ。メキシコでも言葉の違い、文化の違いとかあるわけじゃないですか。新日本プロレスの道場で生き抜くのもしんどいけど、メキシコで生き抜くのもしんどいと思いますよ。そういう面ではキャリアどうのこうのは関係ないですよ。トータルで見ればベテランですよ、ベテラン(笑)。


――実は何年か離れていたプロレスファンもオカダ選手の試合を見て、またプロレスに興味を持ったという30代、40代のファンは多いです。


 そういうのをすべて飲み込んでしまうぐらいの大きな器を感じますよ。昔からプロレスを見ているファンも、一時期プロレスを離れているファンも、初めてプロレスを見るファンも、カズチカを見て「すげー」と思うよ。ドロップキックとか見ても、すごいよね。彼のドロップキックは上から来ているんだもん。180センチ前後の選手の上から来るんだよ。どんだけジャンプしているんだって話だよね。いろいろな層をとりこにしてしまうだけのカリスマ性がありますよ。本当にうらやましいよ。

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