本田圭佑「ブーイングはやさしいくらい」=W杯予選シンガポール戦後、選手コメント
川島永嗣(スタンダール/ベルギー)
守備機会が少ない中、川島は「自分の仕事に集中して入れた」と話す 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
守備機会が少ない中で、どれだけしっかり対応できるかを考えました。自分もしばらくチームで試合に出ていなかったのですが、前のイラク戦に出場したことで今日も落ち着いていたし、自分の仕事に集中して入れたと思います。
(改善していくことは?)監督も自分たちにより高いものを求めています。またみんなチームに戻って競争もあるだろうし、厳しいことを国内でも海外でもやらないといけない。自分たち自身が殻を破れるように、もう1回個人でやっていくことが次につながると思います。
(クラブで出場していなかったことで厳しい目や意見があったが?)周りの人が何を言うかは周りの人の自由です。僕はリスクを背負ってでもチャレンジすることが大切だと思うし、チャレンジしている中でもっともっと見えてくる部分もある。もちろん自分が試合に出られないことは受け入れられるものではないし、試合に出ているからこそ学べることのほうが多いと思います。ただ、そういう中でしか見えないものもあるし、自分はやっぱり常に代表を意識している。日本人のGKが欧州でもっともっと活躍できるようにできることを意識してやっています。それは自分の中では揺るがない信念だと思っているので、誰に言われても変わらないし、常にこうやって代表に呼ばれ続ければ、最高のパフォーマンスを出してチームが勝てるようにするだけだと思います。
太田宏介(FC東京)
先発出場した太田は、クロスの精度を課題に挙げた 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
(先発について)昨日から聞いていたし、リラックスして入れました。前半はなかなかボールが来なかったけれど、後半はもっとオープンな展開になると思っていました。
(これがアジア予選?)そうですね。初めての経験でしたけれど、下を向かずに、まだJリーグも残ってるので、切り替えてやっていかないといけないと思います。
(後半はクロスが合ってきた?)クロスもそうですし、CKもそうです。惜しいで終わらせてはいけないと思いますし、クロスを上げた本数に対してもっと精度を高めていかなければいけないと思います。
(宇佐美との連携は?)全然問題ないですよ。ただ相手も集中してましたし、なかなかサイドのスペースがなかったです。前半は我慢しながら、後半はもう少しオープンな展開になりました。(宇佐美とスペースがない時の対応を話した?)貴史に預けて俺が外を回っても、相手の10番(ナワズ・S/O・ハミード)がボールに来ないでずっとスペースを埋めていました。なかなか難しかったけれど、貴史が中に切り替えしてクロスを上げたり、そこからショートパスで崩すというのは形になっていたと思うので、続けていくことですね。
酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ)
前半から積極的なプレーを見せた酒井宏。終盤にクオリティーが落ちたことを悔やんだ 【写真:ロイター/アフロ】
(終盤焦りが出たように見えたが?)チーム全体として焦ったのもありますし、前半から上げすぎたぶん、最後になって落ちたのもあります。そこでクオリティーが落ちたのがすごく悔しいし、最後まで攻め続けたんですけれど、結果を得られなかったのは残念でした。サイドバックに関しては前半から点を取りたくてサポートしていたので、最後に落ちた部分はありましたね。僕はクロスが2本ぐらいあったので、宇佐美にしっかり合わせたり、サコ(大迫)へのボールとか、ああいうところで勝負を決めていれば、勝てるゲームでした。