オールスター大会の裏で選手がしていたこと/大会コラム
野球教室では、準硬式についての説明や、将来の進路の選択肢として考えてもらえるように保護者へ魅力ややりがいをPRした。選手たちは中学生と一緒に守備練習など技術交流を楽しんだ。
海ごみ削減プロジェクトは昨年に引き続き福島中央テレビスタッフのリードのもと、環境問題を考えたごみ拾いを行った。その様子は福島中央テレビ様の番組で放映予定で、準硬式のPRの一環につながる。選手たちは野球をすることだけでなく、準硬式野球の普及や社会、地域貢献活動を行うことによって大学生自身が社会人に向けて人間的に成長していくことに繋がることを学生委員とともに考え、自らが「広報部隊」となって行動していた。
3役を務めた経験。そこで得たもの
また、今大会で学生委員、選手、チームの主務という計3役を兼ねる貴重な経験ができた。振り返ると、選手としては2試合出場し、自分の野球人生においてもハイレベルな環境で野球をすることができ非常に有意義な経験となった。
チームの主務としては、チームをまとめ上げていくことの大変さを感じた一方、コミュニケーションを積極的に図っていくことによって、チームの雰囲気づくりを大切にして過ごした。北関東連盟に所属する多くの選手・スタッフと交流を図ることができ、非常に充実した3日間となった。
学生委員について、今大会は他の学生委員に比べ仕事の量をチーム帯同のため少なくしていてだいていたが、少し距離を置いて他の立場、視点に立って考えたときにやはり学生委員の存在が連盟・大会を支えているのだとリスペクトの気持ちが湧いた。私自身も今後連盟の仕事にさらに注力していき、よりよい準硬式野球界を、そして高校生やそのほか多くの方々に興味を持ち、愛される学生競技にしていけるよう精進していきたいと思う。
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