吉野正人が2015年KING OF GATE覇者に=6.14博多大会で王者BXBハルクに挑戦決定

株式会社ドラゴンゲート

決勝は北海道出身のT-Hawkが相手

吉野がドラゴンゲート毎年恒例のシングル・ナンバーワン決定トーナメント“KING OF GATE”で初優勝を飾った 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

 ドラゴンゲート毎年恒例のシングル・ナンバーワン決定トーナメント“KING OF GATE 2015”優勝決定戦が30日、北海道・札幌テイセンホールで行われた。

 今年決勝へ駒を進めたのは、吉野正人とT−Hawk。昨年も決勝まで進みながら惜しくも涙を飲んだT−Hawkにとっては、地元の北海道(苫小牧市出身)で迎えるリベンジの一戦。ドラゴンゲートの最前線選手たちを次々に撃破し勢いに乗るT−Hawkに、その最前線の一人である吉野正人が立ちはだかる。

 試合は、序盤から吉野がT−Hawkのチョップを封じるべく徹底した腕攻め。右腕だけでなく両腕に的を絞り、じわじわと攻め立てる。吉野は、三角絞めでさらに痛めつけようとするも、なんとT−Hawkがその体勢のまま持ち上げてマットに叩き付けると形勢を逆転。腕のダメージも癒えてきたT−Hawkが吉野へチョップ攻撃の連打。しかし吉野も怯むことなく応戦し、激しいチョップ合戦に。

逆転のトルベジーノ十字固めで初V

ドリームゲート王者B×Bハルクへ宣戦布告した吉野。6月14日の博多大会でのタイトルマッチが決定した 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

 試合は20分を経過。勝負をかけた吉野がトルベジーノからソル・ナシエンテも決めるが、これをT−Hawkは強引にブレーンバスターでぶっこ抜く。勝機と見たT−Hawkはナイトライド一閃も、吉野はかろうじてカウント2でクリア。もう1発を狙うT−Hawkだが、吉野はこれを間一髪で逃れるとトルベジーノ十字固めで逆転の3カウント。熱戦に終止符を打ち、吉野が初優勝を飾った。

 吉野は、優勝した勢いでドリームゲート王者B×Bハルクへ挑戦を表明。6.14博多大会で、KING OF GATE覇者とドリームゲート王者の頂上対決が決定した。


■DRAGON GATE「CHAMPION GATE in HAKATA 2015」
6月14日(日)福岡・博多スターレーン/開始16:00〜


<オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合>
[王者]B×Bハルク
[挑戦者]吉野正人
※8度目の防衛戦

結果

KING OF GATE決勝に2年連続駒を進めたT−Hawk。地元・北海道で奮闘したものの、最後は逆転で涙を呑んだ 【(c)株式会社ドラゴンゲート】

■DRAGON GATE「KING OF GATE 2015―最終戦―」
5月30日(土)北海道・札幌テイセンホール


<第1試合>
cima〇、ジミー・ススム
(15分30秒 マッド・スプラッシュ→片エビ固め)
●スペル・シーサー、ドラゴン・キッド
※CIMAはこの日のみ特別にcimaと小文字表記に

<第2試合>
〇ヨースケ・サンタマリア
(7分20秒 回転足折固め)
●Gamma
※ヨースケ・サンタマリアの・はハートマーク

<第3試合>
○望月成晃
(9分20秒 ツイスター→片エビ固め)
●Kotoka

<第4試合>
問題龍、〇YAMATO、土井成樹
(17分30秒 全知全能のフランケンシュタイナー→片エビ固め)
ドン・フジミー(ドン・フジイ)、斎藤“ジミー”了、●堀口元気H.A.Gee,Mee!!
※ドン・フジイはこの日のみドン・フジミーのリングネームに

<第5試合>
○ビッグR清水、Kzy、B×Bハルク
(15分19秒 砲丸投げスラム→エビ固め)
●しゃちほこBOY、戸澤陽、鷹木信悟

<第6試合 KING OF GATE2015優勝決定戦>
〇吉野正人
(25分16秒 トルベジーノ十字固め)
●T−Hawk
※KING OF GATE 2015は吉野が優勝
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