ＳＮＳ　メッシ：７５７０万人、Ｃ・ロナウド：１億２５０万人

　ファンとどのように交流しているか、また個人の持つ発信力の指標として、ソーシャルメディアを比較。Ｆａｃｅｂｏｏｋページの「いいね！」の数では、昨年１２月の調査時点で、メッシは７５７０万件（３月１５日現在：７８２９万件に増加）、Ｃ・ロナウドが１億をオーバーし、１億２５０万件（同：１億７１２万件）。

　先日、Ｃ・ロナウドはコロンビア人歌手シャキーラさん（パートナーはバルセロナ所属のジェラール・ピケ）を越え、「いいね！」数が世界一となった。現在、メッシは１日に平均１万５０００件以上、Ｃ・ロナウドに至っては３万５０００件以上のペースで「いいね！」が増えている。

　そして、「いいね！」の数や投稿内容、動画や静止画といった投稿の種類などからレピュコム社の持つ「ＳＮＳ換算テクノロジー」ではじきだした１つの投稿が持つ金額価値は、メッシが６万２５００ドル（約７６０万円）相当。そしてＣ・ロナウドが１４万３７５０ドル（約１７４６万円）相当となった。彼らのＦａｃｅｂｏｏｋでの発言は、日本で言えばテレビＣＭ並みの価値があることになる。

総合スコア　メッシ：８２．４、Ｃ・ロナウド：８４．１

　これらのデータを元にはじき出された「ＤＢＩスコア」と呼ばれる世界での市場価値の数字は、メッシが８２．４、Ｃ・ロナウドは８４．１。この数字はビヨンセ、ポール・マッカートニーらと同等であり、２人は世界で最も認知されており、市場価値の高い人間とも言える。

　そしてデータを裏付けるように多くの世界的企業とスポンサー契約を結んでいる両選手。メッシは「アディダス」「トルコ航空」など、２１２５万ドル（約２５億５０００万円）。Ｃ・ロナウドは「ナイキ」や「エミレーツ航空」などと、総額２２５０万ドル（約２７億円）となっている。世界最高のサッカー選手である２人。ピッチ外の数字ではややＣ・ロナウドの方が高かったが、いずれにしても桁違いのレベルにあることは間違いない。

　その２人が激突するバルセロナvs.レアル・マドリーの「クラシコ」は日本時間３月２３日の早朝５時にキックオフ。バルセロナが突き放すのか、それともレアル・マドリーが首位を奪い返すのか。そして試合後、２人のＦａｃｅｂｏｏｋの投稿にも注目したい。

データ提供：レピュコム・ジャパン