レース後の過ごし方で得する人、損する人 しっかりダメージ回復してこそ成功
大会後2週間の「リコンディショニング期間」が重要
<大会直後>
1時間以内に、アミノ酸系サプリ、アイシング、ストレッチをする。
<大会翌日>
可能ならばプールに入って泳いだり歩いたりしてほぐし、ストレッチをしっかり行う。プールに入れない場合は、お風呂で半身浴などしてからストレッチ。また、痛みが出ているような場所はアイシングをしましょう。
走るトレーニングは控え、完全休養がベスト。また、スポーツトレーナーに診てもらい、大会での体の負担具合を知る。大会直後は興奮作用で疲労や痛みが感じづらくなっているので、この期間に体に耳を傾けること! この期間まではアイシングをしっかりとしましょう。
<大会後1週間>
ダメージがヒドい場合は、走らずにプールトレなど。少し元気になってきたら、ランニングよりウォーキングで汗をかく。
徐々にジョギングレベルから走り始め「隠れ疲労・隠れ痛み」を確かめながら過ごす。
<大会後2週間以降>
次の大会や目標に向けて、トレーニングをリスタート!
この大会後2週間の過ごし方を「リコンディショニング期間」と呼び、体の回復、治療、チェック、次への準備とします。ここをしっかり過ごして心身ともに大丈夫であれば「成功」としましょう。
参考資料:「青山剛のスイッチ・ランニング(高橋書店)」(1月5日発売)
初心者〜初級者が正しい手順でランニングを上達していけるメソッドが満載です。