「いきなりマラソン」の落とし穴!? 大会距離別目標ペースの算出方法
【青山剛】
秋の連載シリーズではトレーニング方法について紹介していますが、その各トレーニング以上に、大会でハーフやフルを初めて走る上で知っておきたい「目標適正ペース」を今回は紹介していきたいと思います。
「いつかは」でなく「いきなりマラソン」の現状
【Getty Images】
陸上競技の場合は、中学時代に1500〜3000mからスタートし、高校から大学と進むに従い、5000〜10000m、そして箱根駅伝のような20キロ前後と、段々とその距離が伸びて行く場合がほとんどです。そこで各距離の自己ベストを把握、追及していき、その中でも少数が最終的にマラソンにチャレンジする流れが「王道」です。