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丸藤組に完勝の小島がノアのリングを占拠
拳王&大原組がTLCマッチを制しV2

前哨戦にも冷静だった丸藤、小島

GHC前哨戦で、ヨネをラリアットで沈めて丸藤組に完勝した小島。ノア年内最後の興行ながらもリングを占拠し、締めのあいさつを行った
GHC前哨戦で、ヨネをラリアットで沈めて丸藤組に完勝した小島。ノア年内最後の興行ながらもリングを占拠し、締めのあいさつを行った【前島康人】

 プロレスリング・ノアの年内最終興行となる27日の「YEAR END in KORAKUEN」では、今年1年の方舟の集大成となる戦いが繰り広げられた。メインイベントでは、1.10後楽園でのGHCヘビー級王座前哨戦として、丸藤正道&モハメドヨネ&中嶋勝彦組vs.新日本プロレスの小島聡&天山広吉&永田裕志組が激突。史上3人目となるメジャー3団体の至宝戴冠に王手を掛けた小島が丸藤組を撃破すると、勝手にマイクで大会を締めた。


 BRAVE対第三世代は、25分を超える激闘となった。丸藤はあえて先発を避けて小島をすかしてみせると、ファーストコンタクトからいきなり虎王で牽制。中嶋と永田が打撃戦でヒートアップしていくのに対し、両者とも前哨戦らしからぬ冷静さを見せる。小島は中盤戦で食らった虎王のお返しとばかりに天山との天コジカッターで丸藤を戦線離脱に追いやると、ヨネをラリアットで粉砕。

今年度ノアMVPに丸藤

今年度のノアMVPを獲得したGHC王者・丸藤。「来年もベルトを持ち続けて、ノアを引っ張る」とファンに誓った
今年度のノアMVPを獲得したGHC王者・丸藤。「来年もベルトを持ち続けて、ノアを引っ張る」とファンに誓った【前島康人】

 ノアの年内最終興行であるにも関わらず、締めの挨拶を勝手に進行。「2015年は私がチャンピオンになり、ノアを引っ張っていこうと思います。ノア、いっちゃうぞバカヤロー!」と絶叫した。勢いの止まらない小島は、バックステージでも「2014年は永田、15年は小島、16年内は天山がノアを引っ張る。ノアが潤うようにする。プロレスラーとしての修羅場が違うんだよ」と、第三世代でノアのベルトを回すと宣言した。


 一方、黙ってリングを引き揚げた丸藤だが、ファン投票で今年のノアMVPに選出されたことで、「来年もベルトを持ち続けて、ノアを引っ張る。ノアのMVPがプロレス界のMVPとなるよう、選手・スタッフ一丸となって頑張る」と、他団体ではなく、自分たちの力でノアを盛り上げると誓った。

原田&平柳が王者組を襲撃

Jrタッグ王座を防衛した拳王&大原組の背後から平柳が襲撃
Jrタッグ王座を防衛した拳王&大原組の背後から平柳が襲撃【前島康人】

 GHCジュニアヘビー級選手権試合では、拳王&大原はじめ組が、スペル・クレイジー&ペサディーヤ組との壮絶なTLCマッチを制し2度目の防衛に成功。次期挑戦者には原田大輔&平柳玄藩組が名乗りを上げた。


 両軍の同意により実現したノア初のTLCマッチ。テーブル、ラダー、チェアーに加え、ボードや竹刀、一斗缶などのアイテムも持ち込まれる中、ハードコアマッチを熟知しているクレイジー組が本領を発揮。王者組もペサディーヤのマスクをはぐ暴挙に出るが、これを想定して顔面にペイントを施しており、むしろ、余計に闘志に火をつけてしまう。王者組は激痛に見舞われながらも、拳王が司令塔のクレイジーをダイビングフットスタンプでテーブルごと粉砕。残ったペサディーヤにボードを使ったキックを放つと、大原がラダーを首にかけてのフィンランド式フォアアームでフィニッシュ。


 試合後、この日の第1試合で元王者組の小峠篤司&石森太二組から勝利した原田&平柳が襲撃とともに挑戦表明。痛む体にさらなるダメージを負わされた王者組だが、これを受けて立つと、「オレたちがノアを活性化する」と超危暴軍がノアを支配することを予告した。

TMDK、王座返り咲きへアピール

今年、3度弾丸ヤンキースに敗れているTMDKは来年1月の王座奪回をアピール
今年、3度弾丸ヤンキースに敗れているTMDKは来年1月の王座奪回をアピール【前島康人】

 セミファイナルでは、1.10後楽園でのGHCタッグ前哨戦として、杉浦貴&齋藤彰俊組vs.マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組が対戦。今年は3度も杉浦&田中将斗の弾丸ヤンキースに敗れているTMDKが、王座奪取への気合いを見せ付けた。TMDKは序盤から連係攻撃を繰り出し、昨年のプロレス大賞最優秀タッグチームとしての底力をアピールすると、必殺のサンダーバレーで齋藤を粉砕。杉浦の首を直接取ることはできなかったものの、王座返り咲きへの自信を訴えた。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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