W−1初代タッグ王者に輝くのは!?=11.30優勝決定戦への意気込み

WRESTLE−1

W−1初代タッグ王座決定リーグ戦決勝トーナメントに進出した4チームが30日に行われる優勝決定戦へ向けてコメントを発表した(写真左上から時計回りに河野&TAJIRI、AKIRA&征矢、KAI&浜、ハヤシ&近藤) 【写真提供:WRESTLE−1】

 W−1「First Tag League Greatest 〜初代タッグ王者決定リーグ戦〜」決勝トーナメントへ進出を決めた“デスペラード”河野真幸&TAJIRI組(Aブロック1位)、“チーム246“カズ・ハヤシ&近藤修司組(Aブロック2位)、“赤天狼”KAI&浜亮太組(Bブロック1位)、“new Wild order”AKIRA&征矢学組(Bブロック2位)が29日、同トーナメント優勝決定戦(30日/東京・後楽園ホール)へ向けてコメントを発表した。

 参加チーム中唯一の公式戦全勝で決勝トーナメント進出を果たした“デスペラード”は準決勝で対峙する“new Wild order”に対し「そう言う怪しい名前を付ける時点でダメ」と河野真幸が吠えると、TAJIRIは「ヌルい体質。改革して生存競争に生き残れる組織にする」とWRESTLE−1現体制をけん制。
 一方、“new Wild order”は「後楽園は正念場」と語るAKIRAに対し、パートナー征矢学は「野上彰48歳のスパイ疑惑の借りを2人で返したい」と自身が騒いだスパイ騒動を全く悪びれない相変わらずのマイペースワイルドを発揮した。

 公私に渡るコンビネーションでBブロックを首位通過した“赤天狼”はKAIが「攻撃は最大の防御」と語れば、浜亮太も「すごく楽しみ」と2人揃って静かに闘志を燃やす。そしてタッグ結成歴が一番長いが無冠の“チーム246“はカズ・ハヤシが「プロレスの感性パワーで勝ちたい」、近藤修司は「戦略を持って試合をしている」とタッグに絶対的自信をのぞかせながら初代タッグ王座奪取へ照準を合わせた。

 30日の「First Tag League Greatest 〜初代タッグ王者決定リーグ戦〜」優勝決定戦で準決勝、決勝が行われる。果たして栄えるW−1初代タッグ王者に輝くチームは!?

以下は4チームからのコメント

河野真幸&TAJIRI、AKIRA&征矢学コメント

<準決勝1 時間無制限1本勝負>
“デスペラード”河野真幸&TAJIRI(Aブロック1位)
“new Wild order”AKIRA&征矢学(Bブロック2位)

■河野「オレがきちんとW−1のことを考えているからオレが巻く」

 取り敢えず“nWo”は裁判! WWE が商標を持ってるから、“nWo”は裁判です。そういう怪しい名前を付ける時点でダメです。きちんとやりましょう。そういうところが征矢君はダメです。しっかりやりましょう! シングルもタッグも俺が初代王者になれば、俺のWRESTLE−1だと。俺がきちんとWRESTLE−1のことを考えているから、俺が巻くんだと言うことです。楽しみにしとけ! バ〜カ!!

■TAJIRI「優勝して生ぬるいW−1を厳しいW−1にする」

 全勝はうちらだけなので、今さら(Bブロックの)2位と戦ったりとかそんなのがまどろっこしいから、この場でうちらを王者に認定するか、Bブロックの1位とやっておしまいにするか、どっちかにしてもらいたい。まぁ、(WRESTLE−1は)こんな感じヌルい体質だから、その辺りをうちらがキッチリとベルトを獲った上で改革して、生ヌルいWRESTLE−1を厳しいWRESTLE−1にちゃんと変えて、この世界の厳しいプロレス界の生存競争に生き残れるような組織にしたいと言う、そんな崇高な理念を持ってやっております。

■AKIRA「征矢のエネルギーを後押ししたい」

 あいつ(征矢)のエネルギーを後押ししたいね。それが勝ちに結び付く原動力になると思うので。このタッグチームは何かいい感じにきてるので、やってて手応えがあります。これをしっかり形にしたいなと思ってます。正念場ですね。後楽園は。頑張ります。

■征矢「スパイ疑惑の怒りをデスペラードにぶつけたい」

 皆さん、もう、お忘れかと思いますが、野上彰48歳のスパイ疑惑。野上さんがスパイ疑惑をかけられて以降、実はまだ野上さんはデスペラードに借りを返せてないんですよ!だからその野上彰48歳のスパイ疑惑の借りを2人で返したいなと。あそこまでスパイ疑惑をかけられたことに対しての怒りをデスペラードにぶつけてやりたいなと、私はそう思ってます。

KAI&浜亮太、カズ・ハヤシ&近藤修司コメント

<準決勝2 時間無制限1本勝負>
“赤天狼”KAI&浜亮太(Bブロック1位)
“チーム246“カズ・ハヤシ&近藤修司(Aブロック2位)

■KAI「攻撃は最大の防御なので攻撃し続ける!」

 もちろん優勝を狙いますけど、でも目の前の、「246」と言う相手が決まったので、その一戦を決勝だと思って全力で闘いにいきます!油断が一番大敵だと思うので、油断せずにしっかりと。いつも浜ちゃんが言っている様に攻撃は最大の防御なので攻撃し続けます!

■浜亮太「チーム246は走・攻・守すべてそろっているチーム」

 ものすごく今は楽しみと言う気持ちの方が強いですね。(チーム246は)「無冠だ、無冠だ」とは言うけど、野球で言えば走・攻・守すべてが揃っているチームだから。僕らみたいな勢いだけのチームじゃないからね。胸を借りるつもりでいくんだけど、一番ぶつかり甲斐のあるチームなんじゃないんですかね。

■カズ・ハヤシ「俺らの感性パワーで勝ちたい」

 仲がいいのは分かるけどね。そういうところからタッグっていいものが生まれてきたりするから。だから恐いって言えば恐いし。でもずっと俺たちの戦いを見に来てくれた人たちのためにも、やっぱり俺は結果を出したいと思ってるから。友情パワーだけじゃ敵わない、俺らの感性パワー、プロレスの感性パワーで勝ちたいと思います。

■近藤修司「この試合は戦略がカギを握っている」

 多分この試合においては戦略がカギを握ってると思うんだよね。それこそ将棋だと思うよ。将棋に近い形で、戦略性を持った試合。俺もカズさんも戦略を持って試合をしているので、そこは大丈夫かと。あと、決勝戦に上がった場合、この日2試合をやらなければいけない。そう言う戦略性を持って試合に挑まないといけない。如何に体力を消費せずに、賢く勝つか? そこにかかっていると思います。
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