藤波ジュニアが船木誠勝に弟子入り=父・辰爾はLEONAの成長に期待

イギリス帰りのLEONAが船木と打撃特訓

イギリスへの短期留学から帰ってきたLEONA(中央)が船木と打撃を中心とした公開練習を披露した 【(C)レジェンドプロレスリング実行委員会】

 2週間のイギリスでの短期修行を終えたLEONAの公開練習が18日、西調布アリーナにて行われた。

 コーチとして、昨年11月19日のLEONAデビュー戦の相手でもある船木誠勝を招聘。キック、パンチ、寝技、ガードの仕方、リングでの動きなど細かい指導を受けた。父・藤波がコーナーで練習を見守る中、最後に3分間のスパーリングを実施。船木の寝技から必死に脱出しようとするLEONAに、船木は手を緩めず、絞め上げながらもアドバイスをする。LEONAにとっては長い3分となった。LEONAは今後も、船木の指導を受けることが決まっている。

 練習を終えたLEONAは「2週間、マンチェスターのロイ・ウッドのところで練習して、今日の午前中に帰国し、そのままここに来ました。イギリスでは、大きな選手にグチャグチャにされながらも、有意義な練習ができました。デビュー戦の相手をしてくださった船木選手に、こういう形で練習を見てもらい、打撃という自分にとって新しい部分を教えていただけるこ幸せを噛みしめながら、がんばっていきたいと思っています。そして1日も早く勝ちたいです。」と語った。

藤波「打撃の距離、間合いを習ってほしい」

 船木は「1月の試合を観て、坂口征夫の打撃に手こずっていたという印象を受けたので、『打撃との付き合い方』『打撃のセオリー』などをみっちりやりました。まだまだやることはいっぱいあります。LEONAくんは新人選手の中では、覚えが早いので、どんどん先に進んでしまいました。多分、イメージができているからだろうね。あとは反復。頭で考えなくても体が動くようになるようになるといいね。反復して慣れることだね」とエールを送った。

 LEONAと船木の練習を見た藤波は「船木選手に教えてもらうことで、自分に足りないところを補っていってほしい。『怖がらずに、受けるんじゃなくて逃げる』ということ。今の時代、嫌でも打撃は避けて通れない道。しばらく、船木選手に預けたいと思っています。自分自身、なにもわからないまま、打撃戦に押し込まれ、サンドバッグのように殴られたので、ダメージを少なくすることは重要。打撃系の選手との距離感、間合いを、今のうちから習っておいてほしいね」と息子を船木に預けることでさらなる成長に期待している様子。

 また、5月11日の試合では、還暦記念ということで、赤いタイツとシューズで試合をすることを示唆。現在発表されているメインイベントでは通常の黒いタイツで行うが、ダブルヘッダーで、もう1試合シングル戦を行う予定で、対戦相手は募集中とのこと。
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