市立船橋・磐瀬「勝って勢いに乗りたい」=第92回全国高校サッカー選手権大会抽選会

スポーツナビ

藤枝東 大村海太主将

昨年準優勝の京都橘と対戦が決まった藤枝東の大村海太主将(左)。「勝って自信をつけたい」と意気込みを語る 【スポーツナビ】

「勝って自信をつけたい」

(初戦の相手、京都橘について)本当に強い相手だと思うし、僕らがどれだけやれるのかの証明にもなりますので、勝って自信をつけたいなと思います。(相手の印象は?)去年準優勝っていうことで、攻撃力があるチームだと思いますけど、攻撃力の部分では僕らも負けてないと思いますし、僕たち守備陣がどれだけ踏ん張れるかっていうのはすごい大事だと思います。攻撃陣がゼロで終わるっていうことは考えにくいんで、僕たちがゼロに抑えることが鍵になると思います。(勝てば勢いに乗れるのでは?)それは僕も思います。ゼロで抑えれば守備陣は自信になりますし、初戦で強いチームと当たれることはすごい幸せなことだと思います。

(静岡を制して自信は高まっている?)強いチームがいて、厳しい予選に毎年なるので、それを勝ち抜いた代表ということで誇りを持ってやりたいし、恥ずかしいプレーはできないかなと思います。(県予選の結果については)満足している選手はいないと思うし、予選ではけっこう苦しんだけど決勝でいいサッカーができましたし、それは自信につながってます。(近年、静岡代表が全国で勝てていないが?)自分たちが代表になって恥ずかしい試合はできないし、僕らが“王国復活”じゃないですけど、強い静岡、強い藤枝東を取り戻したいです。

(対戦相手の対策は?)相手の対策をするよりも、自分たちのサッカーを極めたほうが武器になると思うので、「パスサッカー」を極めていきたいと思います。

京都橘高校 小屋松知哉主将

初戦の藤枝東との対戦を楽しみと語る京都橘の小屋松知哉主将 【スポーツナビ】

「強いほうがありがたい」

(対戦相手の決定について)初戦が伝統校である藤枝東とやれるので、楽しみですし、一番厳しい戦いになると思います。去年も厳しい戦いになってましたし、強いほうがありがたいです。しっかりいい相手とできるのでいい結果が出せれば勢いに乗れますし、順調に行けばベスト8で夏の(インターハイの)優勝校である市立船橋とやれます。流通経済大柏とともに2強と言われていて、1年間、対戦したいと思っていました。楽しみにしながら、まずは初戦を勝ちきれるようやっていきたいです。京都橘のサッカーができれば、しっかり結果もついてくると思うし、全国の舞台は高校サッカーをしている人たちにとっては楽しみだし、注目度の高い中でできる楽しみもあると思います。

(対戦を楽しみにしている選手は?)藤枝東も楽しみですけど、ベスト8で当たる夏の王者、市立船橋とやりたいと思っています。2冠を防ぐのは楽しみです。同じ高校生なので、絶対に勝てない相手ではないし、天と地ほど差があるチームではないと思っているので、僕たちが初戦を勝って、しっかりと力をつけていければ、いい勝負ができると思っているで初戦に向けていい準備をしていきたいです。(いい準備とは?)相手を知ることも大切だと思いますが、まずは自分たちのウィークポイントをしっかり修正することと、いい部分を伸ばす練習をバランスよくやっていきたいと思います。(今年の予選は)去年に比べたらいいサッカーができていたので、経験豊富な選手もいますし、その辺は強みとして出せたと思います。

(2年連続得点王は狙っている?)あまり意識はしてないです。チームが勝てば僕自身の結果にもつながるし、チームの勝利を第一に考えて自分のプレーをしっかりすることで貢献できるようプレーするだけです。

京都橘高校 米澤一成監督

「チャレンジャーの気持ちでできる」

 うちは(前回ベスト4で入る枠が決まっていて、クジを)引けないので、(藤枝東という)強いチームに引いていただいて光栄です(笑)。入ってくるんかな、いや来ないだろうという気持ちで見ていたが、こんなに(抽選の)早い段階で決まるとは思っていなかった。相手が伝統校の藤枝東ということで、チャレンジャーの気持ちでできると思う。(小屋松選手も同じことを言っていたが?)ああ、そうですか、良かった。僕だけがそう思っているのでは困るので(笑)。藤枝東も当然、毎年選手が入れ替わっているわけだけれど(いつでも)『うまい』というイメージは選手にもあると思う。伝統校なので、ボール扱いだけでなく、試合運びの面でも巧者なのではないかとも思う。そういう面は学ばせてもらえる試合になればいい。

桐光学園 長津大裕主将

「どこが来ても勝たないといけない」

 キャプテンとしてしっかりしないといけないし、どこが来ても勝たないといけない。何よりも初戦が大事。ここで良い入り方ができればいいなと思います。何が起こるか分からないのが選手権。(対戦相手は)やったことがない相手なので、気を引き締めて臨みたいです。それでどんどん目標に近づいていきたいと思います。今年の特徴として、前線からのハイプレッシャーを見て欲しいです。

(中村俊輔選手から)大西健太選手が亡くなったときに来てくれたんですけど、誰かのために一丸となってやれるってことは幸せなことだから、いい経験ができていることに感謝して、仲間のために頑張れといわれました。俊輔選手から言われたのは説得力があります。

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