ライディーンが初物尽くしの初優勝=ZERO1「火祭り2013〜決勝戦〜」

佐瀬順一

ライディーン「ZERO1こそがナンバーワン!」

22歳のライディーンは決勝戦で経験、実績豊富な田中将斗と堂々と渡り合い、優勝を決めた 【前島康人】

 2013年の火祭り優勝決定戦は連覇を狙う田中と、NWFを率いるZERO1ナンバー1外国人のライディーンの一戦。腕の取り合いなど細かいレスリングテクニックでも田中と互角に渡り合ってみせたライディーンは、エルボー合戦やチョップ合戦でも田中を相手に一歩も引かない。
 さらに場外で田中がテーブルを持ち出し、その上に寝かせてからコーナーに登っていくと、追いかけていったライディーンは田中をコーナーから叩き落としてからパワーボムで叩き付けてテーブルクラッシュ。ハードコアな闘いでも負けていない。しかし10分が経過した辺りでスーパーフライを投下。さらにライディーンの反撃を許さず、垂直落下式ブレーンバスターからスライディングD。これをかわしたライディーンは投げ捨てジャーマン2連発。だが、田中はすぐに立ち上がり、ライディーンの後頭部にスライディングD。
 しかしライディーンはこれで沈むことなく、チョークスラムで豪快に叩き付けると、豪快な投げ捨てパワーボム。かなりダメージの大きい田中だが、それでも各種エルボーを乱れ打ちしていくと、側頭部にスライディングDを2連発。これもカウント2で返したライディーンは、アラバマスラムからのパワーボム。カウント2で肩を上げた田中だったが、何とライディーンは餅つき式で再び田中を持ち上げると、もう一度ハイアングル・パワーボムで叩き付けて3カウント!

 試合後、「アイツはグラジエーターとかぶる。あのキャリアと年齢で俺に勝つなんて、ぶっちゃけあり得ないこと」とライディーンをかつてのライバルに重ねた田中は、潔くライディーンの優勝を称えた。
 空位になっていた世界ヘビー級王者のベルトと火祭り刀を手にしたライディーンは「とてもうれしいし、とても誇りに思う。今日の結果に甘んじずにもっともっと上を目指していきます」と優勝の弁。インタビュアーから「次に目指す目標は?」と聞かれたライディーンは「俺の次のステップはZERO1を日本のトップ団体にすること。ZERO1の選手もNWFも頑張る! ZERO1こそがナンバーワンだ!」と堂々宣言した。

試合結果

新婚で久々の優勝が期待された大谷だが、吉江のパワー殺法に涙を呑んだ 【前島康人】

■ZERO1「火祭り2013〜決勝戦〜」
8月4日(日)東京・後楽園ホール

<ダークマッチ 10人タッグマッチ 30分1本勝負>
KAMIKAZE、崔領二、○デーモン植田、横山佳和、矢野啓太
(8分49秒 蝋人形→エビ固め)
タマ・ウィリアムス、●ロブ・モリガン、ジャック・アンソニー、ビクトル・コスモ、ファンタスティック・ボルト

<火祭りAブロック 公式戦 30分1本勝負>
○KAZMA SAKAMOTO【2勝2敗1分=5点】
(12分41秒 顔面への膝蹴り→体固め)
●マイバッハβ【1勝4敗=2点】

<火祭りBブロック 公式戦 30分1本勝負>
○吉江豊【2勝2敗1分=4点】
(14分24秒 ダイビングボディプレス→体固め)
●大谷晋二郎【3勝2敗=6点】

<火祭りBブロック 公式戦 30分1本勝負>
○ジェームス・ライディーン【3勝1敗1分=7点】
(13分36秒 ハイアングルパワーボム→片エビ固め)
●岡林裕二【2勝2敗1分=5点】

<火祭りAブロック 公式戦 30分1本勝負>
○田中将斗【4勝1敗=8点】
(6分51秒 スライディングD→片エビ固め)
●小幡優作【1勝3敗1分=3点】

<火祭りAブロック 公式戦 30分1本勝負>
○佐藤耕平【2勝2敗1分=5点】
(13分20秒 タイガースープレックスホールド)
●関本大介(大日本)【3勝1敗1分=7点】

<RoaD to 天下一 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
HUB、○ビリーケンキッド、タイガースマスク
(17分58秒 ベルティゴ→片エビ固め)
日高郁人、菅原拓也、●藤田峰雄

<火祭り2013 優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
○ジェームス・ライディーン
(17分5秒 ハイアングルパワーボム→片エビ固め)
●田中将斗
※ライディーンが火祭り初優勝並びに世界ヘビー級王者を獲得

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