本田「コンフェデ杯もしっかり勝ちにいく」=W杯出場決定会見後、選手コメント
会見後、本田圭佑は、最終予選のイラク戦後に開幕するコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)について「テストではない、しっかりと勝ちにいく」と強気な姿勢。「ブラジル相手のときは3失点、4失点する覚悟を持っておかないとダメなので、逆に3点くらい取るつもりでいかないと」と相手がどこであれ攻撃的な姿勢を貫くことを宣言した。
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
(けがで出られなかったりしたけど、最後に結果を出せたのではないか?)満足はしてないですけどね。最低限の結果は出せたんじゃないかなっていう、ホッとしたような気持ちです。コンディションが良くなかった中でやれることはやったと思っています。コンディションが悪かった分、守備では貢献できなかった。ただ攻撃のとき、オン・ザ・ボールのときには唯一周りとの違いは出せるんじゃないかなっていう思いでプレーしていました。それに、意外と(守備を)固めてくるオーストラリアは手強かったですよ。逆にブラジルとかとやった方が面白い攻撃ができるんじゃないかと思うくらいショート(パス)が回ると思いますね。もちろんブラジルが相手のときは3失点、4失点する覚悟を持っておかないとダメなので、逆に3点くらい取るつもりでいかないといけないと思いますけど。
(今後の課題は?)自分の強みを再確認しながらあらためてそういう部分にフォーカスしていくっていう部分と、下馬評でいけば僕らがジャイアントキリングを起こすことはないと思うんで、その情熱というか思いが実際行動に表われないといけないなと。コンフェデ杯はテストじゃないんでね。しっかり勝ちにいくんで、それは揺るがないです。超強気でいきます。
長友佑都(インテル/イタリア)
次のW杯が終わったときに俺はすべてをやった、100パーセントやりきった。そういう気持ちで終わりたいという思いが一番強いです。4年前の経験ですね。正直、今だから言えますけど、ベスト4という目標で、もちろんそこにいきたいという気持ちは強かった。けど、結局グループリーグを突破したときに自分の中で安心感というか、達成感が出てきたのが正直な心境だったんです。そのメンタルで決勝トーナメントの試合を戦えるわけがないと。だからこそ、次はホントにトップを目指す。強い信念を持ってやる。そのために日々、100パーセントやれることをやる。そういうことです。
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
(出場権獲得について)負けていたら寂しい形でのW杯出場になっていたので、結果論ですが、ホッとしている部分はあります。(コンフェデ杯について)やはり相手のレベルが上がりますし、もちろんその前にイラク戦はありますが、真剣勝負の場でこれだけ強い相手と戦える経験というのはなかなかできないので、とにかくチャレンジをしていきたいです。自分たちのサッカーがどれくらいできるのか、チャレンジしてこそ見えるものがあると思います。構えるような試合だけはしたくないです。
(ブルガリア戦後にどうチームを立て直したのか?)ブルガリア戦も、その前のヨルダン戦も負けていますし、全体としてもっと厳しくやっていかなければならないということで、チームミーティングをしました。チームには良いときも悪いときもあるし、順調なときに頑張れるのは当たり前で、うまくいかないときこそ真価が問われると思います。できることはみんなでやろうと話したし、チームが強くなる上では絶対に必要なことだったと思います。