初代タイガーマスク、丸藤正道戦のテーマは「空中戦」
7年3カ月ぶりに一騎打ちを行う初代タイガーマスクと丸藤 【(C)リアルジャパン】
すでに幾度かの会見で話題にしていたボクシング井岡弘樹会長の発汗促進によってやせるクリームBOXIETGELを持参した初代タイガーマスクは、今回の丸藤戦を「厳しいストロングスタイルはもちろんだが、今回のテーマは空中戦!」と明言。どうやら本人の体調がすこぶる良好のようで、「久々にやってみたい」とまであえて空中戦を口にしたのは、自信の表れに他ならない。
「お腹に塗ったら1回で7キロ痩せられる。3日で21キロだ」とジョークが出たが、今回は本当に減量が順調であることの裏返し。もちろん、2006年3月の対戦後の談話で「日本にはすごいレスラーがまだいる」と大絶賛した相手だけに、気合が入っている。「ストロングスタイルも出来る空中戦」とのこと。「タイガーマスクの空中戦はちょっと違うんだな、というのも見せたい」と、調子の良さをうかがわせていた。
一方、丸藤だが、「怪我から復帰したばかりですが、初代タイガーマスクからオファーをいただくということは大変なこと。7年前の借りを返すつもりです」と力強い。
これを受けて初代タイガーは、「イイ試合になるのは間違いない。すこぶる体調もイイし、私はダイビングヘッドバッドを持っているので、そこが勝負の分かれ目だ」という。「自爆しようが、当たろうが、リング上なのでわからない。そのための責任感がある」とした。
質疑応答では、空中戦を聞かれた丸藤が、「打・投・極に秀でた方だが、イザという時の頭突きは怖い。ダイビングヘッドバッドに気をつける。目には目を、歯には歯だ」と警戒する。前回、一瞬の逆さ押さえ込みで負けたので、ふとした時の打撃には気をつける。一発入ってしまったら、試合に影響するので気をつけていきたい」とした。
2010年3月、丸藤正道プロデュースのディファ有明大会で両者はタッグを結成。2011年9月にはリアルジャパンのリングでもタッグを組んで、関本大介&高岩竜一組と対戦した。丸藤は、「負けた時点でリベンジを考えるのは当然。逃がさないためにも、つなげておく意味からタッグを組んだ」と話したのが印象深い。「ノアを内でアピールする者もいれば、外に出てアピールする人間もいる。チャンスだと考えている」と囲み会見を締めていた。
■リアルジャパンプロレス「Yes,We Can! 〜Revival of the Real Strong Style〜」
6月7日(金)東京・後楽園ホール 試合開始18:30
<第6試合 メインイベント 60分1本勝負>
初代タイガーマスク(RJPW)
丸藤正道(プロレスリング・ノア)
<第5試合 セミファイナル 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
長州力(リキプロ)、スーパー・タイガー(RJPW、)アレクサンダー大塚(AODC)
高岩竜一(フリー)、関本大介(大日本プロレス)、岡林裕二(大日本プロレス)
<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
石川雄規(フリー)、長井満也(ドラディション)
タイガー・シャーク(RJPW)、臼田勝美(フリー)
<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
ケンドー・ナカザキ
<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
折原昌夫(メビウス)、グラン浜田(フリー)
若翔洋(フリー)、佐藤光留(パンクラスMISSION)
<第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
スーパー・ライダー(RJPW)
間下隼人(RJPW)
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