エイシンフラッシュ悔しい3着も遠征の成果は十分に
僅差3着、悔しい結果となったエイシンフラッシュの香港QE2世カップだが、遠征の成果は十分にあった 【写真は共同】
ゲートが開くと、14頭立ての最後方に控えたエイシンフラッシュ。レース前のテレビインタビューで、「作戦は?」との問いに「それは見てのお楽しみ」と答えた藤原英昭調教師だったが、内枠絶対有利と言われるシャティンの2000mコースで、13番枠という外枠を引いたことで、この馬の最大の武器である瞬発力を生かす競馬に徹することを決めたようだ。
遠征馬の中では最先着
残念ながら、道中5番手にいたミリタリーアタック(セン5)に、上がり2F=22秒28という、エイシンフラッシュとほとんど同等の切れ味を発揮されて3着に敗れたが、前走G1ドバイデユーティフリー快勝のサージャー(牝6)を含め、遠征馬の中では最先着を果したわけで、十分な成果のあった遠征と言って良さそうである。
勝ち馬ミリタリーアタック、香港の中心勢力へ
(文・合田直弘/協力・JRA−VAN)
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