遠藤保仁「PKは自信を持って蹴った」=ヨルダン戦後 選手コメント

スポーツナビ

長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)

「W杯予選は簡単ではないと思い知らされた」

 今日勝って決めたかったが、W杯予選は簡単なものじゃないともう一度、思い知らされた気がします。これが予選のアウエーの雰囲気、非常に難しいゲームだったし、残念です。(6月に向けて)間は空きますが、今日1つよかったことと言えるのは、次、ホームで勝てば、ホームのみなさんの前で決められる。勝てなくて今日は申し訳なかったですけど、次のゲームで決める強い気持ちを持ってやりたいです。

内田篤人(シャルケ04/ドイツ)

「変に落ち込みすぎない方がいい」

(PKを取ったシーンについて)キヨ(清武)がこっちに来て、リズムができてたので、ちょっと高い位置に行こうかなと思った矢先のああいうプレーでした。足はかかっていないですけど、笛を吹いてくれればラッキーだなと思っていましたし、あのタイミングでエリア内でスライディングしてきた相手が悪いかなと思います。PKだったと思います。

(遠藤のPK失敗について)PKを取った時にみんな喜んでいましたが、まだ入っていないよと言いながら後ろに戻りました。監督もハーフタイムに『点を取れる時に取らないと』って結構怒っていましたが、その一言だと思います。何回かチャンスがあったので、そういうところを決めていかないといけないです。向こうのチャンスの割に僕らのチャンスは多かったけど、1〜2回のチャンスでサクッて取られましたから、そういう部分では前半でチャンスを決めたかったです。

(清武が右に来たのは?)分からないですけど、たまたま近くにいたので、こっちで一緒にやろうと言ってやってました。結構リズムも出てきましたし、オカちゃん(岡崎慎司)とタイプは違いますけど、彼がこっちに入れば2人で崩せると思いました。
 
(次のオーストラリア戦について)ここで負けてはいけないって決まっていたわけでもないですし、それからまだ終わりでもないです。変に落ち込みすぎない方がいいと思います。

川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)

「勝って決めたい気持ちが裏目に出た」

 試合の環境は良くなかったですし、ピッチ条件ももちろん良くなかったですが、その中でも自分たちのサッカーをやりながら、勝って出場を決めたかったです。逆に勝って決めたい気持ちが多少、裏目に出たかもしれません。

 結果的にW杯に今回の試合で進むことができなかったですが、自分たちとしてもまず出場を決めることが第一だと思いますし、厳しい2試合になると思います。ただ次は日本でやるので、みんなで一致団結してやりたいと思います。

岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)

「アジアでの負けは重い」

 試合の入り方は悪くなかったと思うし、最初に決定的なチャンスが何度もあったので、そこで決めていれば結果は違ったものになったと思います。アウエーでの戦い方が今までで一番うまくできたかなと思いましたが、その試合で負けてしまうのは、日本の課題だと思います。決めるところで決めないと、こういう結果になる。日本代表での負けは重い。特にアジアでの負けは重いな、と今回改めて感じました。

(1失点目については)マークについていて、少し目を離したすきにボールが来たので、ボールを見てしまったら相手に前に行かれてしまいました。単純に自分のミスですね。

(本田圭佑がいない影響は)そこまで感じませんでした。いれば良いなと思うだろうけど、やっている選手はいない影響を感じるものではないし、いない選手のことも考えません。今日はただ負けて悔しいし、これが自分たちの未熟な部分だと思います。

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