石川遼が2013年に取り組むニュースイング
過去4年とは異なる米ツアー挑戦
見え始めた長いトンネルの出口
「スイングができないとか、そんなに悪い状況じゃなかったんで、マン振りもできるし、全然大丈夫だろうと思ってずっと試合に出ていました」とは言うものの、年末の沖縄合宿では、もっぱらジュニアやチーム遼のプロたちの指導に当たり、石川本人はあまりボールを打っていなかった。腰痛悪化を懸念していたからだ。しかし、年明け早々、JGTOの専属ドクターとトレーナーのアドバイスで、その出口が見え始めたと言う。
「ちょっと説明しづらいんですけど、腰と股関節に負担が掛かり過ぎていて、その使い方を考え直したほうがいいかもしれないと先生に言われてスイングをまた新しくしていこうと思ったんです」
新たなスイングへの模索
「今は、こう動かすんだと、少し大げさにやっていますけど、試合でやるためには、タイミングが狂わない程度に、前の打ち方と中和させてやっていきます。それを徐々にまた、中和の真ん中の位置と目指したい位置を中和させて、という感じで近づけていく作業をシーズンを通してやっていこうと思っています」
2013年、石川のスイングがどう変化するのかも、今シーズンの見どころだ。
マスターズ招待で解放された重圧
<了>
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