ゴールドシップ独り舞台、“常識破り”の二冠制覇=菊花賞

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皐月賞馬ゴールドシップが菊花賞完勝、二冠制覇を達成 【スポーツナビ】

 JRA3歳牡馬クラシック最後の一冠、第73回GI菊花賞が21日、京都競馬場3000メートル芝で開催され、内田博幸騎乗の皐月賞馬ゴールドシップ(牡3=栗東・須貝厩舎、父ステイゴールド)が単勝1.4倍の断然1番人気に応え優勝。1周目の道中は最後方ながら、2周目の向こう正面から徐々にペースアップすると、最後の直線入り口では早くも先頭に立ってそのまま後続を完封。1頭レベルが違う強さの競馬で見事に二冠制覇を達成した。良馬場の勝ちタイムは3分2秒9。

 ゴールドシップは今回の勝利でJRA通算9戦6勝、重賞勝利はGI皐月賞、GII神戸新聞杯、GIII共同通信杯に続き4勝目。皐月賞&菊花賞の二冠制覇は2000年エアシャカール以来12年ぶり史上8頭目となった。
 また、騎乗した内田博は08年オウケンブルースリ以来の同レース2勝目。同馬を管理する須貝尚介調教師は騎手時代を通じて初の菊花賞勝利となった。

 なお、1馬身3/4差の2着にはI・メンディザバル騎乗の5番人気スカイディグニティ(牡3=栗東・友道厩舎)、さらに2馬身差の3着には秋山真一郎騎乗の7番人気ユウキソルジャー(牡3=栗東・服部厩舎)が入った。

ダービー馬不在……「皐月賞馬の強さ見せたかった」

「皐月賞馬として強い競馬を見せたかった」と内田博、その言葉通りのレースを披露した 【スポーツナビ】

 ひと言で言ってしまえば、レベルが違っていた。単勝1.4倍という圧倒的1番人気の重圧を難なく跳ね返しての完勝。ダービー馬不在となった伝統の淀3000メートルは、皐月賞馬のひとり舞台だった。

「ダービー馬が出ていればもっと盛り上がったんだと思いますが、だからこそ、皐月賞馬として強い競馬を見せたいと思っていました」

 レース後、内田博が語った。最終追い切り後の18日、最大のライバルであるダービー馬ディープブリランテが脚部不安により、まさかの回避。それがために注目はゴールドシップ一身に集まり、実績を考えても絶対に負けられないレース、勝って当たり前とまで思われるレースとなってしまった。そんな大きなプレッシャーの中、しかし内田博は冷静、それでいて強気だった。

「最初のコーナーと、1周目を回っての向こう正面までは内を回りたいと思っていたので、その通りになりましたね。でも、まぁ、普通にレースをしただけなので」

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