ウルティモ・ドラゴン、25周年で“おひねり試合”復活誓う!
ウルティモ・ドラゴン(右)が25周年大会で“おひねり試合”復活を誓った 【闘龍門MEXICO】
ブラソ・デ・プラタの参戦が決定!
さらに、大会に花を添えるべくドラゴマニアに出場経験のあるAYUMI(栗原あゆみ)とRAYの参戦も決定。その他、南野タケシ、卍丸、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀、フジタ“Jr”ハヤト、バラモン兄弟、Ken45°も出場する。
また、ウルティモ自身のカードとして、前回の会見で参戦が発表されたラヨ・デ・ハリスコJr.、ザ・グレート・サスケとタッグを組み、大原はじめ、ブラック・タイガー(もう1人のパートナーは交渉中)と対戦することも発表された。
『ドラゴマニア』史上に残る試合を日本で再現!?
会見に乱入したNOSAWA、ウルティモ25周年大会を盛り上げると意気込む 【闘龍門MEXICO】
「おひねりが飛ぶような試合をして、後楽園ホールをアレナ・メヒコのような空間にしたい」と勝手に意気込みを語り出した論外。これにはさすがのウルティモも怒るかと思いきや、どうやら論外が会見に乱入するらしいという話が耳に入っていたらしく、「もちろん、そういう試合を考えていたよ。ブラソ・デ・プラタの相手はお前しかいないだろう?」といきなり対戦カードを提示した。
ウルティモの頭の中には、2006年5月13日にアレナ・メヒコで開催された『ドラゴマニア』で行われた東京愚連隊vs.ブラソス(NOSAWA、MAZADA、竹村豪氏vs.ブラソ・デ・オロ、ブラソ・デ・プラティーノ、パッション長谷川)の印象が強く残っており、「ドラゴマニア、およびメキシコでの闘龍門自主興行の中で、一番沸いた凄まじい試合」と高く評価していた。
かつては日本でもルチャドールが出場すると、試合後におひねりが飛ぶ習慣があったが、最近はまったく見られなくなってしまった。論外に言われるまでもなく、ウルティモはそれを復活させたいと考えていた。さらに、今回の興行は名誉後援にメキシコ大使館が付き、在日メキシコ人も多数来場することが決定している。「本場の雰囲気を再現したい」と考えているウルティモにとって、東京愚連隊とブラソスの絡みは是が非でも実現させたいカードだった。ブラソ・デ・プラタも「NOSAWAたちとやりたい。“日本にいる親戚”をパートナーにしたい」と語っており異存はない。これにより、両軍の戦いが決定的となった。
「事実上のメインイベント」と内容に太鼓判を押したウルティモは、論外に対しても「ヒールであれだけの試合ができる選手というのは日本では数少ない。彼は本当に世界に誇れる選手だと思う。だから、隠れてないで仕事をしろと。せっかく素晴らしい技術を持っているんだから」と檄を飛ばした。
「精一杯頑張ります」と先輩に誓った論外だったが、「おひねりはペソで用意してくれと。この箱崎のターミナルまで来て、円からドルに、ドルからペソに替えてね。それ以外は受け取らないと書いておいてください。テーマはおひねりですから」とちゃっかりアピール。しかし、ウルティモが「ドルやユーロだったら俺に頂戴(笑)」と便乗すると、「25周年のお祝いとして校長にお納めします」と頭を下げた論外だった。