翔月なつみ、初の主役でたくさんのモノを吸収=スターダム
稽古はずっと悩みっぱなし、特に広田さくらさんが……
精神的にも体力的にも追い込まれていた翔月を救ったのは、同じ舞台チームのメンバーだった 【提供:スターダム】
今回は青と白の2チームに分かれるWキャスト。
私は白チームで、もう一つの青チームのセツ役が、なんとプロレスラーの広田さくらさん。
広田さんは私が稽古の最後まで悩んだ理由にもなっていくのでした(笑)
そして稽古が始まる。
最初は白チームと青チームは日にちが別で、全くお互いの演技を観ることがなかったのですが……
ある日、MARUさんに青チームの芝居を観たほうがいい、と言われ観に行きました。
第一印象は、全く違う作品に見える。
そんな感じでした。
そして私が最後まで悩んだ一言をMARUさんから言われるのです。
「60%以上、広田さんのマネをしろ」
この言葉に私はとても苦しみました。
確かに広田さんからは盗むべきところが沢山あったし、演技もアドリブもとても上手で面白かったんです。
でも……今までやってきた稽古は何だったのか、Wキャストの意味はあるのか、そもそも私が主役なのがダメなんじゃないのか……。
私は演技がほぼ初めてといってもいい位だったので、出来るものは吸収しようと思っていました。
ただ、マネしたくても技術が伴わない。
それに、どこか自分の気持ちの中でマネばっかりは嫌だ。と感じていました。
それからしばらくは、稽古が終わって家に帰ってもモヤモヤが晴れず、ひたすら悩み考えました。
その間にスターダムでは普通に試合があり、集中稽古で昼から夜までの時も札幌や大阪で試合があったりと、中々稽古にもプロレスにも集中できない日々が続き、体力・精神力ともに低下していく一方でした。
体力的にも精神的にもキツかったけど、本当に楽しい時間に
元気がなかったら、誰かがその人の分まで明るいテンションで稽古に参加したり、何も言わずご飯に誘ったり。
そんな皆を見ていたら、頑張らなきゃって思えたんです。
そして本番を迎えてからは、みんなを信じて、自分を信じて楽しんだだけでした。
本番の3日間はあっという間。
まだまだ先だと思っていた舞台が、気づいたらもう終わっていて。
本当にたくさんのモノを吸収出来た期間でした。
体力的にも精神的にもとってもキツかったけど、本当に楽しい時間になって、本当に本当にMARUさんに感謝してもしきれない位です。
観にきて下さった方は分かると思いますが、自分自身がよりイキイキとしていた空間で。
役者という仕事も、とてもステキな仕事だなと改めて感じれた時間でした。
また今回共演した方と一緒に舞台に立てますように。
またステキな時間が送れますように。
ということで、少しではありますが舞台の感想を書いてみました!
今度こそデビューのことを書きたいと思います!!
ありがとうございましたー♪
次は、安川惡斗ですー!
では、ばいにゃん☆
■スターダム Season7 Wonderful Stars2012
6月24日(日)東京・新木場1stRING 開場11:30 開始12:00
※カード未定