ディーン元気、福島らが五輪代表に 目標は「メダル1、入賞5」=陸上
初の五輪行きを決めた、男子やり投のディーン元気 【写真:杉本哲大/アフロスポーツ】
昨年の世界選手権(韓国)で入賞し、かつ日本人最高位の選手は五輪代表に内定したが、その条件をクリアしたのは、男子ハンマー投優勝の室伏と男子競歩20キロ8位の鈴木雄介、同50キロ6位の森岡紘一朗(ともに富士通)の3人のみ。
トラック・フィールド種目のそのほかの選手については、10日まで開催されていた日本選手権(大阪)の結果と、参加標準記録をもとに選考され、「日本選手権で優勝し、参加標準A記録を突破」の条件をクリアした福島らは即内定。しかし、日本選手権で2位以下、もしくは優勝したがA標準記録を突破していない選手などは、理事会の判断で決定された。
競歩については、日本選手権(男子4月、女子2月)でA標準記録を突破して優勝した男子50キロの山崎勇喜、女子20キロの大利久美(ともに富士通)が、鈴木、森岡に次いで、すでに代表に内定していた。
マラソン代表については、3月12日にすでに男女各3人が発表されている。
(左から選手名、所属、競技、★は五輪初出場)
<男子>
・短距離
江里口匡史(大阪ガス):100m ★
山縣亮太(慶大):100m ★
高瀬慧(富士通):200m ★
飯塚翔太(中大):200m ★
高平慎士(富士通):200m
金丸祐三(大塚製薬):400m
・リレー(日本が参加資格を獲得した場合)
九鬼巧(早大):4×100mリレー ★
中野弘幸(愛知教育大):4×400mリレー ★
東佳弘(関大):4×400mリレー ★
・中・長距離
横田真人(富士通):800m ★
佐藤悠基(日清食品グループ):1万m ★
・ハードル・障害
岸本鷹幸(法大):400mハードル ★
中村明彦(中京大):400mハードル ★
館野哲也(中大):400mハードル ★
・跳躍
山本聖途(中京大):棒高跳 ★
・投てき
室伏広治(ミズノ):ハンマー投
ディーン元気(早大):やり投 ★
村上幸史(スズキ浜松AC):やり投
・混成
右代啓祐(スズキ浜松AC):十種競技 ★
・競歩
鈴木雄介(富士通):20キロ ★
藤沢勇(ALSOK):20キロ ★
西塔拓巳(東洋大):20キロ ★
森岡紘一朗(富士通):50キロ
山崎勇喜(自衛隊体育学校):50キロ
谷井孝行(佐川郵便):50キロ
・マラソン
藤原新(ミキハウス) ★
山本亮(佐川急便) ★
中本健太郎(安川電機) ★
補欠:堀端宏行(旭化成)