佐々木監督「経験値を与えながらカップを獲得したい」＝キリンチャレンジカップ メンバー発表会見
日本サッカー協会は２３日、都内のＪＦＡハウスで記者会見を行い、４月１日から始まるキリンチャレンジカップ２０１２に臨む日本女子代表（なでしこジャパン）のメンバー２３名を発表した。
メンバーには宮間あや（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、川澄奈穂美（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）ら主力が順当に名を連ねた。一方で、体調不良の澤穂希（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）は選出されず、上辻佑実（ベガルタ仙台レディース）が初招集された。
佐々木監督は、澤について「経過は聞いているが、現実的に今度のゲームは完全に無理ということで選考からは外した」と説明。初選出となった上辻については「両足の高いパス精度を持っている。相手の状況によってプレーできる選手」と評した。
なでしこジャパンは１日に米国女子代表、５日にブラジル女子代表と対戦する。
メンバーには宮間あや（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、川澄奈穂美（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）ら主力が順当に名を連ねた。一方で、体調不良の澤穂希（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）は選出されず、上辻佑実（ベガルタ仙台レディース）が初招集された。
佐々木監督は、澤について「経過は聞いているが、現実的に今度のゲームは完全に無理ということで選考からは外した」と説明。初選出となった上辻については「両足の高いパス精度を持っている。相手の状況によってプレーできる選手」と評した。
なでしこジャパンは１日に米国女子代表、５日にブラジル女子代表と対戦する。
経験値を与えながら結果も意識したい
登壇者：
佐々木則夫（日本女子代表監督）
上田栄治（日本サッカー協会女子委員長）
上田 みなさまご出席いただきまして、ありがとうございます。このようにＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）ランク１位の米国、４位のブラジルというタイプの違った国と五輪の前に戦えるということは非常に意義深いものだと思います。こういったキリンチャレンジカップ２０１２が実現するのも、キリングループ様のおかげだと思っています。この場を借りて、御礼申し上げます。あとのメンバー発表は佐々木監督に託します。以上です。
佐々木 こんにちは。監督の佐々木です。今回の選考にあたりましては、昨年５０名の五輪へ向けての登録仮メンバーを選考しましたが、和歌山でのチャレンジ（代表候補合同合宿）、アルガルベカップ、そして今回のキリンチャレンジカップの選考をすべて踏まえた中で、その後の選考に結び付けていきたい。今回新たな選手も選考させていただいて、その５０名の１人でも多くがなでしこジャパンにかかわってもらいながら、いろんな細かい点を選考していきたいという過程をベースに選考しました。ですから、今回入ってなかったアルガルベに行った選手、和歌山での選手は、まだまだこれからのリーグ戦が伴った中でも（招集の）可能性があるというご理解でよろしいかと思います。
まず、戦う中で経験値を与えながらも、やはり米国、ブラジルという強豪国が相手だということはありますけれども、日本でやるということから、結果もしっかりチーム全体で意識したい。そして、女子がキリンチャレンジカップを独占した中でやらせてもらえるというのはなかなかないチャンスですし、このカップを獲得するということをベースに考えています。
アルガルベもそうなんですが、監督泣かせで、勝たなきゃいけない、経験もさせなきゃいけない、選手を鼓動させて強いチームと（の対戦を）経験させながら評価していくということはありますが、最終的にはキリンチャレンジカップを獲得することにつながるように頑張っていきたいと思います。
＜メンバー発表＞
ＧＫ：福元美穂（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、海堀あゆみ（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）
ＤＦ：近賀ゆかり（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、矢野喬子（浦和レッズレディース）、南山千明（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、鮫島彩（モンペリエＨＳＣ／フランス）、有吉佐織（日テレ・ベレーザ）、田中明日菜（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、宇津木瑠美（モンペリエＨＳＣ／フランス）、川村優理（アルビレックス新潟レディース）、長船加奈（ベガルタ仙台レディース）、熊谷紗希（１．ＦＦＣフランクフルト／ドイツ）
ＭＦ：宮間あや（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、川澄奈穂美（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、上尾野辺めぐみ（アルビレックス新潟レディース）、中野真奈美（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、阪口夢穂（日テレ・ベレーザ）、上辻佑実（ベガルタ仙台レディース）
ＦＷ：安藤梢（ＦＣＲ２００１デュイスブルク／ドイツ）、大野忍（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、永里優季（１．ＦＦＣトリビューネ・ポツダム／ドイツ）、菅澤優衣香（アルビレックス新潟レディース）、高瀬愛実（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）
※下記３選手はトレーニングキャンプ（３／２６〜３０）のみ参加
ＧＫ天野実咲（ベガルタ仙台レディース）、ＦＷ深澤里沙（ジェフユナイテッド市原・千葉レディース）、吉良知夏（浦和レッズレディース）
佐々木則夫（日本女子代表監督）
上田栄治（日本サッカー協会女子委員長）
上田 みなさまご出席いただきまして、ありがとうございます。このようにＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）ランク１位の米国、４位のブラジルというタイプの違った国と五輪の前に戦えるということは非常に意義深いものだと思います。こういったキリンチャレンジカップ２０１２が実現するのも、キリングループ様のおかげだと思っています。この場を借りて、御礼申し上げます。あとのメンバー発表は佐々木監督に託します。以上です。
佐々木 こんにちは。監督の佐々木です。今回の選考にあたりましては、昨年５０名の五輪へ向けての登録仮メンバーを選考しましたが、和歌山でのチャレンジ（代表候補合同合宿）、アルガルベカップ、そして今回のキリンチャレンジカップの選考をすべて踏まえた中で、その後の選考に結び付けていきたい。今回新たな選手も選考させていただいて、その５０名の１人でも多くがなでしこジャパンにかかわってもらいながら、いろんな細かい点を選考していきたいという過程をベースに選考しました。ですから、今回入ってなかったアルガルベに行った選手、和歌山での選手は、まだまだこれからのリーグ戦が伴った中でも（招集の）可能性があるというご理解でよろしいかと思います。
まず、戦う中で経験値を与えながらも、やはり米国、ブラジルという強豪国が相手だということはありますけれども、日本でやるということから、結果もしっかりチーム全体で意識したい。そして、女子がキリンチャレンジカップを独占した中でやらせてもらえるというのはなかなかないチャンスですし、このカップを獲得するということをベースに考えています。
アルガルベもそうなんですが、監督泣かせで、勝たなきゃいけない、経験もさせなきゃいけない、選手を鼓動させて強いチームと（の対戦を）経験させながら評価していくということはありますが、最終的にはキリンチャレンジカップを獲得することにつながるように頑張っていきたいと思います。
＜メンバー発表＞
ＧＫ：福元美穂（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、海堀あゆみ（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）
ＤＦ：近賀ゆかり（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、矢野喬子（浦和レッズレディース）、南山千明（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、鮫島彩（モンペリエＨＳＣ／フランス）、有吉佐織（日テレ・ベレーザ）、田中明日菜（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、宇津木瑠美（モンペリエＨＳＣ／フランス）、川村優理（アルビレックス新潟レディース）、長船加奈（ベガルタ仙台レディース）、熊谷紗希（１．ＦＦＣフランクフルト／ドイツ）
ＭＦ：宮間あや（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、川澄奈穂美（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、上尾野辺めぐみ（アルビレックス新潟レディース）、中野真奈美（岡山湯郷Ｂｅｌｌｅ）、阪口夢穂（日テレ・ベレーザ）、上辻佑実（ベガルタ仙台レディース）
ＦＷ：安藤梢（ＦＣＲ２００１デュイスブルク／ドイツ）、大野忍（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）、永里優季（１．ＦＦＣトリビューネ・ポツダム／ドイツ）、菅澤優衣香（アルビレックス新潟レディース）、高瀬愛実（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ）
※下記３選手はトレーニングキャンプ（３／２６〜３０）のみ参加
ＧＫ天野実咲（ベガルタ仙台レディース）、ＦＷ深澤里沙（ジェフユナイテッド市原・千葉レディース）、吉良知夏（浦和レッズレディース）
