野杁正明が語る今後の野望 「世界の強豪と戦うために絶対に落とせない」=Krush.17

Krush実行委員会

野杁は2012年の初戦で初の国際戦となるペイノー戦に臨む 【t.SAKUMA】

 3月17日の「Krush.17」後楽園ホール大会のセミファイナルにてWKA世界王者セドリック・ペイノー(フランス)と対戦する野杁正明(OISHI GYM)。昨年の2月に行われたKrush YOUTH GPではHIROYA(TRY HARD)、卜部功也(チームドラゴン)を倒し、見事に優勝を果たした。迎えた2012年の初戦で初の国際戦に挑む野杁がペイノー戦、そして今後の野望を語った。

[記事提供:Krush実行委員会]

「タイ人トレーナーの指導で、蹴りをかなり強化した」

タイ人トレーナーの指導で強化されたという野杁(写真右)の蹴り。試合で生かすことはできるのか 【t.SAKUMA】

――12年最初の試合が目前に迫ってきましたね。仕上がりは順調ですか?

「はい。今年からジムに元オムノーイスタジアム王者のコムクリットというタイ人のトレーナーが来てくれて、蹴りをかなり強化してきました。今までの戦い方に、その蹴りをプラスすることができれば、次の試合も問題なく勝てると思っています」

――野杁選手は今までタイ人トレーナーに指導してもらったことはあるんですか?

「中学2年生の時にタイで練習したことがあって、あとは出稽古に行かせてもらっている志村道場さんでミットを持ってもらったことがあります。でもジムにトレーナーさんが常駐していて、毎日指導してもらうのは今回が初めてです」

――タイ人トレーナーのミット打ちはかなりハードだと聞くのですが、コムクリットトレーナーのミット打ちはいかがですか?

「むちゃくちゃキツいですね……今回の追い込みではかなり足に効きました(苦笑)。コムクリットはミットを持ってくれるだけじゃなくてスパーリングの相手もしてくれるのですが、テクニックがものすごいです。何をやっても自分の攻撃が当たらないし、かわされるし、正直、心が折れそうになります。でも新しい練習に取り組むことができて、すごくいい仕上がりになっていると思いますね」

――次の試合では新しい野杁正明を見せられそうですか?

「そこまで欲を出しちゃうと動きが固くなっちゃいそうなので(笑)、普段通りに戦おうと思います」

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