2.19SMASH参戦のKENSO「『ALL ビチッと! TOGETHER』でございます!!」

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SMASH初参戦のKENSOは『ALL ビチッと! TOGETHER in SMASH』でございます!」と決意表明 【(C)スマッシュ】

 2月7日(火)、都内・株式会社スマッシュにて記者会見が行なわれ、2.19『SMASH.25』(東京ドームシティホール)でVENENOとタッグを組み、サブゥー&葛西純とハードコアマッチで対戦する“ミスター・パッション”KENSOが出席。今月19日に仙台で行なわれる東日本大震災復興支援チャリティープロレス『ALL TOGETHER』には参戦せず、同日にTDCホールで行なわれる『SMASH.25』参戦を決めたKENSOは、「ボクから言わせたらですよ、『ALL TOGETHER』じゃないんです。ハッキリ言っていいですか、KENSO曰く『ALL ビチッと! TOGETHER in SMASH』でございます! ビチッとーー!!」と、テンションMAXで決意表明を行なった。

反「ALL TOGETHER」で周囲は敵だらけ?

元WWEのスーパースターの2人がガッチリ握手 【(C)スマッシュ】

 この日の会見にはインフルエンザが完治したTAJIRIも同席。先週末はKENSOの対戦相手となる葛西純がTAJIRI不在をいいことに独演会でSMASH乗っ取り宣言をぶちかましたが、「負けずにケンちゃんも独演会をビチッと!やっていただけたら」というTAJIRIからの願いを受けて、KENSOの独演会がスタート。

 TAJIRIの依頼を受け、席を立ったKENSOは、「私はひさびさに家族でドライブに行ってきました。最近すごいなと思うことがあるんですね。ドライブしてる最中、いろんなところに行くと『かっぱ寿司』がある。すげえなと、和田京平さんは全日本を辞めてから逆に良くなっちゃったのかなとボクは思ったんですよね。なぜならいろんなところに『かっぱ寿司』が。目に入っちゃってしょうがない。そうしたら、会社の人間にこんなことを言われました。“KENSOさん、かっぱ寿司と和田京平さんはまったく関係ないですから”。まったく関係ないんです!」と、いきなりKENSO節をぶちかます。これには傍らで聞いていたTAJIRIも爆笑。

 掴みをビチッと決めてエンジンがかかってきたKENSOは、続いて「ウチの親父が前にこんなことを言ってたんですよ。“KENSO、社会に出て男が絶対にやっちゃいけないことはな、お前、絶対に敵を作るな”、そう何回も言ってたんですよね。べつに親父はまだ死んでないですけどね」と父親とのエピソードを披露。そのうえでKENSOは、「そういった意味では、わたくし、敵を作りまくってる状態ですね。外を歩けば敵だらけ。同日2月19日には、仙台にて『ALL TOGETHER』、まさしくプロレス界全体が東日本大震災の被災地でひとつになってやろうじゃないかというときに、わたくしがSMASHに出るというのは、これは親父が言ってたことに反してることをやるわけですけど」と、2月19日に敢えてSMASH参戦をチョイスした意義を説き始める。

 するとKENSOは、「ただ、ボクから言わせたらですよ、『ALL TOGETHER』じゃないんです。ハッキリ言っていいですか、『ALL ビチッと! TOGETHER』なんです! もう一回言っていいですか、『ALL ビチッと! TOGETHER』なんです!!」と大声で連呼し、テンションがMAXになったところで、「ちょっとすみません。静かにしてもらえますか」と慌ててスタッフが止めに入る。
 ならばとKENSOは、注意にきたスタッフを捕まえて会見場の隣のフロアとなるオフィスルームに入っていくと、仕事中のスタッフたちに向かって「今からよろしいですか? 人を動かすには、腹の底から出てきた言葉じゃないと人は動かせないと私は信じております!」と高らかにアピール。そして、「そうです、その日は『ALL ビチッと! TOGETHER』でございます! ハッキリ言っていいですか、KENSO曰く『ALL ビチッと! TOGETHER in SMASH』でございます! ビチッとーー!!」と、腹の底から宣言したのであった。

すでに“ビチッと!ホルモン”が爆発寸前

ハードコアマッチに気合MAXのKENSO 【(C)スマッシュ】

「(自分の想いが)十分すぎるほど伝わりました。ある女性社員なんかは目がトロンとしてましたね。基本的にわたくしは5分くらいで女性のハートをパクッとわし掴みにしますから。特に熟女には相当強いと言われております」と、満足げな表情を浮かべて会見場に戻ってきたKENSO。
 そしてマスコミとの質疑応答に突入。初参戦となるSMASHについて、KENSOは、「ボクはリングに上がる前にいつも思ってることがあるんですけど、プロレスをやる人間がリングの上で自分自身、没頭して楽しんでなかったらお客さんにも伝わらないと思うんですよ。変なことばかり考えてたら絶対にプロレス自体もつまらなくなるし、その変な緊張感がお客さんにも伝わると思うんです。そういった意味でSMASHのお客さんというのは、すごくやりやすく、レスラーを助けてくれると。そういうことをファンの方々からよく聞きます。すごくいい団体だと思います」と高評価。

 また、タッグパートナーである“メキシコの神”VENENOについて、メキシコ時代に2度対戦した経験があることを明かしたKENSOは、「すごくレスリングを大きく捉えている方ですね。おそらくすごくつらい経験もしてきただろうし、彼はパナマ出身だと思うんですけど、異国の地でそれなりの名前を築いてやってきた男ですからね。やっぱりその辺の人間味とか、リング力というのはすごいですよ」と高評価。そして、過去にAAA、WWEのリングで経験済みだというハードコアマッチについては、「性的に言ったらですよ、“Sですか? Mですか?”と言われたら私はMなのでその辺は問題ないです」と自信を見せた。

 さらに、KENSOはハードコアマッチで使用する凶器アイテムに関して、画鋲の持ち込みを示唆すると、「それはわたくしの秘策であり、これを言っちゃうと秘策じゃなくなるんですが。いままで得た経験の中でいろんなアイテムを考えております。そのひとつとして、画鋲もいいんじゃないかと思っております」とニヤリ。
 そのうえで決戦に向け、「2・19TDCホールは、ビチビチでメケメケのKENSOちゃんになると、そう感じております。体内のビチッと!ホルモンがですね、すでに崩れているんですよ! 血液を破壊しないように気をつけたいと思います!!」とテンションMAXで決意表明をし、この日の会見を締めた。決戦を前に早くも“ビチッと!ホルモン”が爆発寸前のKENSO。はたして、サブゥー、葛西純、VENENOという超個性派レスラーが揃うなかでKENSOはどんなハチャメチャぶりを見せるのか? 2・19TDCホール大会からますまず目が離せない!!
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