“ケロちゃん”が『あのときの新日本』特別リングアナに!=SMASH

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2.19SMASHでリングアナを務める“ケロちゃん”こと田中秀和氏(左) 【(C)スマッシュ】

 1月20日(金)、都内・株式会社スマッシュにて記者会見が開かれ、2.19『SMASH.25』(TDCホール)で行なわれるAKIRAプロデュースマッチ『あのときの新日本プロレス』の特別リングアナウンサーを田中秀和氏、特別レフェリーを保永昇男氏が務めることとなった。

■SMASHに“ケロちゃん”見参

 2.19『SMASH.25』(TDCホール)で行なわれることになったAKIRAプロデュースによる『あのときの新日本プロレス』。会見前夜に行なわれた『We are SMASH』(2012.1.19/新宿FACE)ではついに対戦カード発表され、AKIRA&大矢剛功vs.藤浪辰爾&エル・サムライの一戦が決定。そして、この日の会見ではAKIRAがさらなる仕掛けとして、かつて新日本プロレスの名物リングアナで“ケロちゃん”の愛称で親しまれた田中秀和リングアナが特別リングアナを務めることが発表された。

「この一戦に絶対欠かせない人です」というAKIRAの紹介と共に会見に出席した田中リングアナは、出場する選手たちの魅力をAKIRAと語り始めると、「藤波さんが普通に目立ってはいけないと思うので、やるからには藤波さんからピンフォールを取ってください」とAKIRAにゲキ。これに対し、AKIRAも「はい、狙っていきます」と意気込みを見せると、「新日本イズムを踏まえて成長したわれわれをぶつけたい」と自らプロデュースする一戦に向けて早くも気合十分だ。

ただのノスタルジーでは終わりたくない

『あのときの新日本プロレス』トークに花を咲かせる2人 【(C)スマッシュ】

 そして、田中リングアナが「個人的に一番楽しみ」と語ったのが、大矢剛功の出場だ。昨年末の『SMASH.24』(2011.12.30/後楽園ホール)では、必殺技である“魂のバックドロップ”を炸裂させ、松田慶三ら元IWA JAPAN軍を3タテした大矢。このことをAKIRAから伝え聞いた田中リングアナは、「自分たちが入った頃の新日本の選手たちは、自分の得意技をひとつ持っていてそれをずっと磨いてましたからね。そういった技を持ってるだけに、それが藤波さんにできるのか、サムライにできるのか」と見どころを解説。さらに、「この試合だけ雰囲気を変えたいというか。SMASHさんも素晴らしい闘いをされると思うんですけど、それと違う世界をドーンと、深い世界をご提供できたらいいなと思ってます。当然他の試合との闘いにもなるし、やるからには負けたくない」と対抗心を燃やした。

 また、この一戦の特別レフェリーを務めることになった保永レフェリーについて、かつて新日本のジュニア戦線でベルトを賭けて争ったことがあるAKIRAは、「保永さんはプロレスを知り尽くした男。僕がデビューした頃からプロレスを教えていただいたというか、リングの上でぐちゃぐちゃにされながら覚えていったんですけど、特に保永さんにはわびさび的なプロレスを教えてもらった」とコメント。かつての仲間たちが一同に集結する『あのときの新日本プロレス』は、「ただのノスタルジーでは終わりたくない」というAKIRAの言葉通り、実績と歴史を積み重ねてきた誇り高き男たちよる意地のぶつかり合いとなりそうだ。

■「SMASH.25」
2月19日(日)東京・TDCホール 開場15:30 開始17:00

<SMASHチャンピオンシップ>
[王者]デーブ・フィンレー
[挑戦者]TAJIRI

<タッグマッチ>
VENENO、KENSO(全日本プロレス)
サブゥー、葛西 純(FREEDOMS)

<6人タッグマッチ>
スターバック、大原はじめ、ジェシカ・ラブ(ともにFCF)
大谷晋二郎、田中将斗、日高郁人(ともにZERO1)

<AKIRAプロデュース『あのときの新日本プロレス』>
AKIRA、大矢剛功
藤波辰爾(ドラディション)、エル・サムライ(スポルティーバ)
※特別リングアナ:田中秀和 特別レフェリー:保永昇男

<北都プロレス軍対元IWA JAPAN軍 最終決戦>
木藤拓也、小仲=ペールワン(暗黒プロレス組織666)、ルー・ルルル(北都プロレス)、リッキー・フジ(KAIENTAI−DOJO)
松田慶三、平野勝美、岡野隆史、山田圭介

<6人タッグマッチ>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)、児玉ユースケ、土肥孝司
田島久丸(ドラディション)、YO−HEY(Fu−Dojo)、黒潮二郎

【他団体参戦決定選手】
華名
高橋奈苗(スターダム)
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