溝江明香が女子MVPを受賞 「本当に光栄」=ビーチバレー年間表彰式
JBVツアーアワード2011が開催。受賞選手が一堂に会した 【写真:横山健太】
グランドチャンピオン(総合優勝)には、田中姿子(エコ計画)・溝江明香(産業能率大学)組、井上真弥・長谷川徳海(フリー)組が輝いた。田中・溝江組は、昨季に続いて2連覇を達成した。
プレスアンケートにて選出されるMVPは、JBVツアー初の外国人登録選手として米国からやってきたケーシー・パターソン(WINDS)と昨季は新人賞を受賞、今季も3勝を挙げた溝江が選出された。
JBVツアー実行委員会により選出される新人賞には、今季からビーチバレーに転向した宮川紗麻亜(2Y&A)、敢闘賞には今季二人の外国人選手とペアを組み、それぞれ優勝を果たした西村晃一(WINDS)が選出された。
なお、特別賞には、後半戦で2度の決勝進出を果たし、大会を盛り上げた浅尾美和(エスワン)が選出された。
【女子】
総合優勝:田中姿子(エコ計画)・溝江明香(産業能率大学)組
総合2位:浦田聖子(千の花)・西堀健実(丸善食品工業)組
総合3位:金田洋世・村上めぐみ(三井企画・上越マリンブリーズ)組
MVP:溝江明香(産業能率大学)
新人賞:宮川紗麻亜(2Y&A)
特別賞:浅尾美和(エスワン)
【男子】
総合優勝:井上真弥・長谷川徳海(フリー)組
総合2位:白鳥勝浩(湘南ベルマーレ):青木晋平(フリー)組
総合3位:西村晃一・モカ・モシィス(WINDS)組
MVP:ケーシー・パターソン(WINDS)
敢闘賞:西村晃一(WINDS)
以下、授賞選手のコメント
女子MVP:溝江明香
女子MVPに輝いた溝江明香は「本当に光栄です」とコメント 【写真:横山健太】
昨季は新人賞を頂いたので、今季は自分がチームを引っ張っていこうと臨んだシーズンでした。そんな中、MVPに選んでいただいて本当に光栄です。来季は、ロンドン五輪出場に向かって、自分の弱さをしっかり認めて、伸ばせるところを伸ばしていきたいです。もっと強くなれるように頑張っていきたいと思います」
男子MVP:ケーシー・パターソン
「ケーシーのパートナーとして、ケーシーがMVPを頂けたことは、うれしい。今回の賞は、パートナーの西村あっての授賞になったと思います(笑)。
ケーシーも日本のビーチバレーの状況を分かったうえで3大会に出場し、いいパフォーマンスを見せてくれました。またいつの日か一緒に、どこかのビーチで、プレーしたいと思います」
敢闘賞:西村晃一
敢闘賞を受賞した西村晃一 【写真:横山健太】
僕自身、ビーチバレーを始めてもうすぐ10年。こうして、ビーチバレーができることを誇りに思うし、今後まだまだ現役でがんばっていきますので、応援よろしくお願いします」
特別賞:浅尾美和
特別賞を受賞した浅尾美和 【写真:横山健太】
今季は、松山紘子(SAND BLOCK)選手とペアを組んで4大会出場しましたが、後半戦はコーチとしても指導してもらっていた楠原千秋(ユナイテッドホールディング)さんにペアをお願いして、後半戦の2大会に出場した。決勝に行けて本当にうれしかったです。支えてくれた皆様に感謝したいと思います」
新人賞:宮川紗麻亜
今季からビーチバレーに転向した宮川紗麻亜が新人賞を受賞 【写真:横山健太】
その一方で、まだまだ手数が少ないため、後半戦は周りに研究され始め、自分の持ち味である強打を出すことができなかったのが、課題になりました。来季は新人という肩書きに甘えることがないように、成長した宮川紗麻亜をお見せできるようにがんばります」
女子グランドチャンピオン:田中姿子・溝江明香組
女子グランドチャンピオンの田中姿子(右)・溝江明香組 【写真:横山健太】
試合会場という舞台に上がれることに感謝しながら、戦ってきました。この気持ちを忘れないように、来季は今季以上のパフォーマンスを発揮できるように、がんばっていきたいと思います」
男子グランドチャンピオン:井上真弥・長谷川徳海組
グランドチャンピオンに輝いた井上真弥(左)・長谷川徳海組 【写真:横山健太】
(長谷川)グランドチャンピオンになれて、本当によかったです。僕たち二人は、選手として身長が小さいほうですが、来年も「身長が小さくても勝てる」というビーチバレーを披露していきたい。試合を見ている皆さんに楽しんで頂けたら、と思っています」
<了>
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