プジョル「この大会で勝ってこそ『世界一』と胸を張って言える」=クラブW杯・バルセロナ来日会見

スポーツナビ

選手を代表してプジョル(左)とアウベス(右)が会見に臨んだ 【スポーツナビ】

 8日に開幕した「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」(以下、クラブW杯)に出場する欧州代表のバルセロナが12日、横浜市内のホテルで記者会見を行った。
 会見にはジョゼップ・グアルディオラ監督、DFカルレス・プジョル、DFダニエウ・アウベスが出席し、クラブW杯への意気込みを語った。
 バルセロナは15日、アジア代表のアルサッドと横浜国際総合競技場で準決勝を戦う。この試合の勝者は18日の決勝に駒を進める。

アウベス「チャンスを生かして、ぜひ頂上まで上り詰めたい」

アウベスは「チャンスを生かして頂点まで上り詰めたい」と目標を掲げた 【スポーツナビ】

――チームは来日前にレアル・マドリーとのリーグ戦を3−1で勝っているが、チームの雰囲気はどうか?(メキシコ人記者)

カルレス・プジョル われわれは今回本当にモチベーションが高く、やる気満々でやって来た。この大会に勝つということは、われわれにとって重要なことだ。レアル・マドリーに勝ってここに来れたのだから、自信を持って試合に臨める。

――バルセロナは世界でもナンバーワンのチームと言われている。2009年のFIFA(国際サッカー連盟)クラブワールドカップ(W杯)でも優勝した。その時は決勝でエストゥディアンテスに勝った。その時も素晴らしいチームだったが、より団結した、強いチームだと聞いている。前回の優勝以来、どこでも「バルセロナ」「バルセロナ」という声が聞かれる。今回のクラブW杯については、前以上に自信を持って臨むのか?

プジョル 優しい言葉、コメントに感謝したい。ただ、この大会で勝ち残るということは決してたやすいことではないと思っている。難しい試合になると思う。ただ、われわれは前進あるのみ。ぜひ、このままバルセロナの素晴らしい歴史を継続していきたい。

――アウベスへの質問。時差はどうか? トレーニングで時差ぼけは感じたか? 前の晩はよく眠れたか?

ダニエウ・アウベス とても良い状態だ。われわれも時差にはよく慣れてきたし、よく眠れた。ほかのチームメートがよく眠れたかまでは分からないけれども、自分は代表チームでも遠征をしているので、慣れている。代表チームでは南米などにも行って、そこでも時差というような問題には直面するので、今回時差ぼけという問題は自分にはない。

――2人に質問。10日のレアル・マドリーとの試合を経て、どのような状況で試合に臨むつもりか?

プジョル それぞれいろんな感想を持った人がいると思うが、土曜日の試合は良い試合だったと思う。スタート当初はあまり良くなかったが、意気消沈することなく、めげることなく、自分たちのサッカーを見せることができた。GKビクトル・バルデスは素晴らしいプレーをした。もちろんミスもあったが、その後で持ち直して、パーフェクトな良い試合だったと思う。

アウベス われわれのチームに関しては、とても良かったと思う。内容に満足している。自分たちには過去というものは存在しない。われわれは常に新しい歴史を作っていくために前を向いている。つまり、過去を振り返らず、1つ1つ、今という時を進んでいきたいと思っている。われわれはこの大会に参加するまで、非常に大変だった。だから今回のチャンスを生かして、ぜひ頂上まで上り詰めたいと思う。

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