天龍、人生初の長期欠場も生涯現役を宣言!=12.30SMASH
古傷の治療のため35年のプロレス人生初の長期休養を決意した天龍(右) 【(C)スマッシュ】
この日の会見には、天龍、TAJIRIが出席。欠場が決まった天龍は、「天龍プロジェクト旗揚げのときにヒザと腰を痛めまして、1年ちょっとやってきたんですけど、やっぱり自分自身で情けないと。このままじゃ天龍源一郎じゃない、ともう一人の天龍源一郎が言いましたので、これから精密検査になるんですけど、手術も含めた腰の治療に入ることになりました」とコメント。古傷である腰の症状は腰部脊柱管狭窄症。精密検査の結果によって復帰時期が決まる見通しだ。
天龍ここにあり、をもう一回アピールしたい
「天龍源一郎ここにあり、をもう一回アピールしたい」と復活をアピール 【(C)スマッシュ】
プロレスキャリア35年目にして大きな決断に踏み切った天龍。“生涯現役”を誓った風雲昇り龍の完全復活が待ち望まれる。
“恐怖の大王vs.テロリスト”
打倒フィンレーへの大物日本人レスラー「X」は“テロリスト”藤原喜明 【t.SAKUMA】
先月29日に行なわれた会見で、打倒フィンレーに向けて自らのタッグパートナーに大物日本人レスラー「X」の投入を示唆していたTAJIRI。当初は、この大物日本人レスラーXの枠に天龍源一郎を入れるプランが頭にあったTAJIRIは天龍にオファーを出し交渉を重ねたものの、天龍が古傷の腰を治療するという決断に踏み切ったため『SMASH.24』の欠場が決定。そこで、TAJIRIは「ヨーロッパの殺し屋には、日本の殺し屋を当てるしかない」という考えから、“テロリスト”の異名を持つ藤原喜明に急遽オファー。これを藤原が快諾したため、“恐怖の大王vs.テロリスト”という緊張感溢れるマッチアップが実現することとなった。
会見では、藤原に試合オファーを出したときのエピソードを披露したTAJIRI。試合オファーに対し、自ら電話に出た藤原は、「デーブ・フィンレー!? アイツが来るのか? やるやる!」と対戦にノリノリだったとのこと。フィンレーが初来日した1983年7月、新日本プロレスにてタッグマッチで対戦している藤原だが、ひさびさとなるフィンレーとの対戦に早くも気合十分のようだ。これには、「ボクは技巧派みたいな感じで、大原はガンガン行くタイプ、そして組長は殺し屋タイプ。対フィンレーのいろんなシュミレーションをしたいなと思ってまして。なので組長だったら、スターバックが露わにすることできなかったフィンレーの正体みたいなところを見せてくれるのでは」とTAJIRIもニヤリ。来年2月19日には、『SMASH.25』(TDCホール)が控えている。誰が挑戦するかはまだ決まっていないものの、この大会でフィンレーが保持するSMASH王座の防衛戦が行なわれることが有力視されているため、ここも視野に入れた闘いが『SMASH.24』では繰り広げられそうだ。
また、この日の会見では新たなる追加カードとして、木藤拓也&大矢剛功&ルー・ルルルvs.松田慶三&平野勝美&岡野隆史による“北都プロレス軍対元IWAジャパン軍 3vs3全面対抗戦”が正式決定。なお、試合は勝ち抜き戦形式で行なわれ、勝負のカギを握るとされている先鋒、中堅、大将の順番は、各チームから後日発表される予定だ。そして、これにより『SMASH.24』全対戦カードが出揃った。年の瀬を熱くするSMASH今年最後の大会から目が離せない!
■『SMASH.24』
12月30日()東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
<メーンイベント>
TAJIRI、大原はじめ、藤原喜明
デーブ・フィンレー、ムラット・ボスポラス、ビッグボーイ
<ハードコアマッチ>
中川ともか、華名
真琴、リン・バイロン
朱里
雫あき
<勝ち抜きイリミネーションマッチ>
木藤拓也、大矢剛功、ルー・ルルル
松田慶三、平野勝美、岡野隆史
※大将、中堅、先鋒の順は後日発表
AKIRA、児玉ユースケ、YO−HEY
伊東竜二、佐々木義人、石川晋也
<第1試合 黒潮二郎デビュー戦>
土肥孝司
黒潮二郎
※メーン、第1試合以外の試合順は後日発表
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