初代王者・華名が“無名の逸材”雫あきと一騎打ち! 朱里、真琴らが次期挑戦者決定4WAYマッチへ=SMASH
10月28日の『SMASH.22』で対戦する華名(左)と雫あき 【(C)スマッシュ】
会見には 、セリーナを下して初代SMASHディーバ王座を獲得した華名が出席。初代王者としての心境、今後の抱負を語った。また、会見では10月28日に開催される『SMASH.22』(後楽園ホール)の対戦カードが発表され、華名はチャンピオンとして迎えるSMASH初戦で、TAJIRIから大抜擢を受けた“無名の逸材”雫あきと対戦することが決まった。
華名「初代で巻けることをうれしく思う」
セリーナを破って初代ディーバ王座に輝き、喜びを語った華名 【(C)スマッシュ】
そして、初代王者として迎える10.28『SMASH.22』で華名が対戦する相手について、会見に同席したTAJIRIは、「女子プロレス界では無名ですが、アマチュアレスリングでは全日本準優勝という実績を持った物すごいアスリートがいるんです」という紹介の後、華名の対戦相手となる雫あきが会見場に呼び込まれた。
プロ戦歴わずかながら『お寺プロレス』設立した雫
アマレスで全日本準優勝の実績を持つ雫あき。現在は『お寺プロレス』を設立し、そのほかプロの試合も経験している 【(C)スマッシュ】
雫のアスリートとしての能力、キャラクターにほれ込んだTAJIRIは、雫にSMASH参戦をオファー。さらに、雫が華名との対戦を要望していたことを受けてTAJIRIは華名に雫との対戦をオファーし、華名も承諾。ここに誰もが予想できなかった一戦が実現することとなった。
念願の対戦、さらに大抜擢を受けて参戦する雫は、「このような機会を与えていただいて、みなさんの期待を裏切らないよう、お寺プロレスの名に恥じないようプロレスをしたい」とコメント。一方、以前に師事を受けているバトラーツの石川雄規から雫の実力について話を聞いていたという華名は、「“すごい選手がいる”と石川さんから聞いていましたので、石川さんが言うなら間違いないと思ってます。この試合を観た人はきっと衝撃を受けるんじゃないかと思います。藤原組長が練習のときによく言ってる言葉があるんですけど、“本物の技術というナイフをいつでも出せるように研いでおけ”と。きっと私と朱里のように、そういうことができる選手じゃないかと思ってます」とアピールした。
「自分は華名選手には絶対になれない。自分は自分なので華名選手に無いものと言ったら、私の場合はバックボーンであるレスリングと大きな身体だと思います。華名さんに無いところで攻略していきたい」と華名戦への意気込みを語った雫は、さらに今後について朱里との対戦も熱望。対する華名は、「アマレスをしているということで、どこから何を取られるのか気をつけなければいけない」と、雫のグラップリング能力に警戒を見せた。
また、雫は、11月5日に行なわれるバトラーツ最終興行・新宿大会でバトラーツルールでの一騎打ちも華名に要求。これを華名も受け入れ、二人は1週間で2連戦することとなった。名実共に“世界の華名”となった初代王者と、プロ戦績はわずかながら抜群のアスリート能力を持つ“無名の逸材”の遭遇。注目の一戦の行方は、はたして……!?
4WAYマッチで挑戦者決定戦
『SMASH.21』で、セリーナを下して華名が初代SMASHディーバ王座を獲得した直後、リング上に朱里、真琴、Ray、中川ともかが登場。それぞれが華名への挑戦をアピールした。これを受けて、TAJIRIは挑戦権を賭けた争いを4人で競わせる4WAYイリミネーションをマッチメイク。この試合の勝者が、11.24『SMASH.23』(後楽園ホール)で行なわれるチャンピオンシップで華名に挑戦することとなる。
初代王者・華名に早くも包囲網が敷かれたなか、争いを抜け出して挑戦権を獲得するのは一体誰だ!?
10月28日(金)東京・後楽園ホール 開場17:30 開始18:30
<初代SMASH王座決定戦>
TAJIRI
スターバック(FCF)
<シングルマッチ>
華名
雫あき(お寺プロレス)
<4WAYイリミネーションマッチ>
朱里
真琴
Ray(アイスリボン)
中川ともか(エスオベーション)
【参戦決定選手】※SMASH所属選手以外
藤波辰爾(ドラディション)
天龍源一郎(天龍プロジェクト)
シュガー・ダンカートン(ワールドトライアウト出場)
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