ドナルド、ウエストウッドの欧州勢が優勝候補!=石川のプレーにも注目!全米オープン16日開幕
世界ランク1位のドナルドがメジャー初勝利を狙う
2度目の全米オープン出場で上位進出を目指す石川遼 【Getty Images】
優勝候補の筆頭は、ルーク・ドナルド(英)。今シーズンはヨーロッパツアーのBMW PGA選手権とWGCのマッチプレー選手権を制して、現在世界ゴルフランキング1位。メジャーはいまだ勝利がないが、今年のマスターズでは4位となっており、勢いを考えれば優勝にもっとも近いプレーヤーといえる。
対抗馬はドナルドと同郷のリー・ウエストウッド(英)とスティーブ・ストリッカー(米)。ウエストウッドは今年序盤に世界ランキングトップとなったが、最近はやや低調気味。現在も同2位をキープしているが、今年はPGAツアーでトップ10なしなのが気になる。また米国ファンの期待を背負っているストリッカーはザ・メモリアルトーナメントで勝利しており、気分良くこのメジャーに乗り込んでくる。毎年深いラフに高速グリーンとサディスティックなコースが舞台となる全米オープンでは、正確なプレーが持ち味のベテラン、ストリッカーから目が離せないだろう。
マキロイ、マスターズの雪辱なるか 石川はパットの復調がカギ
そして日本からは石川遼、藤田寛之、久保谷健一の3選手が出場。2年連続のプレーとなる石川は、午前7時55分(日本時間午後8時55分)にY・E・ヤン(韓国)らとスタートする。最近はパッティングが不調なほか、日本では無効の国際運転免許証で乗用車を運転していたことが明らかになるなどメンタル的な部分が気がかり。精神的なショックからどこまで立ち直っているかが好プレーへのキーポイントとなる。
なお、タイガー・ウッズ(米)は左ひざと左アキレス腱を痛め今大会は欠場する。
<了>
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ