「新世代・男子新体操」の変革期=ドラマ『タンブリング』のリアルな世界
「新体操王子」永井直也(青森山田高校)の台頭
永井直也は表現の面に卓越した才能を持つ 【小林隆子】
その永井は、今年、男子新体操の名門・青森山田高校に進学した。その結果、生来の美しさに加えて、タンブリングも強化され、1年生ながら2位に躍進した。昨年のユースでは16位だった選手だ。これからどこまで伸びるのか、おおいに期待できそうだ。
今大会3位の畠山可夢も、すらりとした長身から繰り出す高さのあるタンブリング、果敢な手具操作は見事 【小林隆子】
この2人だけではない。今大会3位の畠山可夢(袖ヶ浦高校)も、すらりとした長身から繰り出す高さのあるタンブリング、果敢な手具操作は見事だった。4位の平野泰新(青森山田高校)は、従来から持っていた美しい線に加えて力強さが増し、シャープな演技になってきた。
団体競技でも、地殻変動の兆しあり! インターハイに要注目!
埼玉栄高校が王者・青森山田高校に肉薄 【小林隆子】
男子新体操に打ち込む高校生を描いたテレビドラマ『タンブリング』の放送から1年になるが、リアルな世界では、まさに「お楽しみはこれから」だ。
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