内田が岡崎とマッチアップ「左足で持たせるようにした」=ブンデスリーガ第25節 日本人選手の通信簿

ミムラユウスケ

「気を遣ってもらっているので、結果を残したい」

<内田のコメント>

――相手よりも1人少なくなってからの戦い方については?

 もう少し攻めながらやれたらいいんですけど、僕はDFなんで、これ以上失点は厳しいので。そこら辺のバランスが……。まあ、(相手よりも少ない)10人ですからね。しょうがないと思います。

――前半だけで交代した理由については?

 アジアカップからずっと休んでいないので、次のチャンピオンズリーグ(9日のバレンシア戦)のためにも……。これからフランクフルトに1人で飛ばされて、リカバリーのメニューがあって、それをするらしいです。「そんなに疲れていないよ」と言ったんですけど。まあ一応、休んでいないので、「そういうメニューをやってほしい。全部(予定を)組んだから」と言われて。(チームから)気を遣ってもらっているので、結果を残したいなと。

――岡崎選手については?

 右足のシュートが一番怖かったので、なるべく(ボールを)左足で持たせて……。左足のシュートなら、GKのノイアーが何とかしてくれるかなという気がしていたので。僕なんて(移籍してから)最初のころは全然(試合に)出られていなかったし、うまくいかないことばっかりだったのに。(岡崎は)もう普通に試合に出て、フル出場。すごい。

<ドイツメディアの評価>

・『キッカー』誌(スポーツ専門誌)4点

・『ビルト』紙(全国紙)4点

・『レビアー・スポーツ』紙(地方紙) 4−(マイナス)点
「注意力を欠いている部分があり、途中交代も妥当である」と伝えた。

※ドイツの採点方式では1が最高、6が最低点

<了>

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著者プロフィール

金子達仁氏のホームページで募集されていた、ドイツW杯の開幕前と大会期間中にヨーロッパをキャンピングカーで周る旅の運転手に応募し、合格。帰国後に金子氏・戸塚啓氏・木崎伸也氏が取り組んだ「敗因と」(光文社刊)の制作の手伝いのかたわら、2006年ライターとして活動をスタートした。そして2009年より再びドイツへ。Twitter ID:yusukeMimura

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