宮里藍ら日本勢は大きく出遅れ=米女子ゴルフ最終戦 第1日リポート
米女子ツアー最終戦 初日8オーバーの暫定103位と、大きく出遅れた宮里藍 【Getty Images】
日本勢では、逆転でプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)と世界ランキングトップを狙う宮里藍が、序盤の9ホールでノーバーディー、5ボギーと崩れる。さらに、バックナインでも1バーディー、4ボギーと調子が上がらず、トータル8オーバーの暫定103位タイと大きく出遅れた。
また、上田桃子はノーバーディー、5ボギーの5オーバーで暫定78位タイ、宮里美香も1バーディー、8ボギーの7オーバー、暫定98位タイとなった。
なお、初日は日没のために順延となり、現地時間3日の午前7時から再開となる予定だ。
ヤンと李、好スコアで首位タイ発進
ヤンにとって首位に立つのはLPGAツアーでは初の経験である。しかし、欧州ツアーでは弱冠16歳の時に、ANZレディース・マスターズ(2006年)で優勝を果たしており、当時の欧州ツアー最年少優勝記録を保持していたこともある。ラウンド後、ヤンは「全てのホールでパーを取っていくことを目標にしていました。ここのラフは長くて厚いですし、グリーンは速くて厄介です。とにかく、安全にプレーしていくことを意識していました」と話した。
また、フロリダに居を構え、会場のグランドサイプレスGCで練習しているというジュリエッタ・グラナダ(パラグアイ)が、3アンダー69で単独3位につけた。ベテランのローラ・デービース(英国)は、6バーディーを奪うも、2ボギー1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで、2アンダー70の4位タイで初日を終えた。
年間タイトル争いに目を向けると、クリスティ・カー(米国)は崔羅蓮(チェ・ナヨン/韓国)とのベアトロフィー(年間最少平均ストローク賞)争いで、わずかながら差を詰めた。カーは初日を1アンダーの71で終え、一方の崔は1オーバー73だった。これで崔の平均スコアは69.82に落ち、カーは69.87とその差を0.05にまで縮めている。
<了>
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