“女子高生ファイター”レーナの素顔に迫る!!=『格闘技通信』発
シーザージムに程近い浅草寺のほおずき市。「お祭りデートとか、したいですねぇ☆」 【金城聖子】
「小学生の頃、引きこもりでした」
7・11JEWELSに登場したレーナ(右)。SBルールでトモ子SPと闘い、判定勝利を奪った 【馬場高志】
「はい! 女子高に通っています」
――元気があるなあ。笑顔が素敵ですね。
「でも、あんたはしゃべらん方がええって、よく言われます。テンションが高すぎて、アホな子になっちゃうみたい。黙ってたらちょっとはモテるのにとか。エヘヘ」
――またまた……、モテるでしょう?
「いや、それが……全然ですね。ナンパもされへんし(笑)。会場では、及川(知浩)先生が、いつも一緒にいるからかな」
――あ、スキンヘッドの及川選手が一緒にいたら……、声をかけにくいですね(笑)。ちなみに好みの男性のタイプは?
「男っぽい人が好きですね。俺に付いて来いって感じで。でも、二人になったら甘える感じです」
――ツンデレだ。
「そうですね。それに面白い人みたいな」
――ツンデレで楽しい……。条件が厳しいですね。シーザー武志会長みたいな人かな……。
「ああ、会長は……。会長って感じで見てるから……そういう風には見れないですけど」
――草食系男子という言葉もありますけど、例えばお店を決められない男とか……。
「うわ〜、嫌。それでレーナが決めて、ええ〜って言われるのも嫌ですね。自分で決められないのに、決めると嫌な顔されるなんてね。引っ張って行ってほしいですよね。レーナは甘えたいんで(笑)」
――レーナ選手は4姉妹だと聞きました。
「はい、末っ子です。上の姉は8個上なんで26歳ですね。一番上と二番目の姉は、結婚していて子供が3人ずついます。3番目の姉は同棲中です」
――何歳くらいで結婚したいですか?
「20代では結婚したいですけどね……」
――末っ子ならば可愛がられたでしょう。
「それが、逆なんです。子供の面倒を見てとか、従わなかったら、メッチャ不機嫌になるんですよ」
――格闘技を始めたキッカケは、姉妹喧嘩だったようですね。
「はい。3番目のお姉ちゃんをやっつけたろうと思って。3つ上のお姉ちゃんなんですけど、いつもシバかれてたから」
――喧嘩の原因は?
「なんやろ、しょっちゅうつまんないことでやってましたね。その服は私のやとか、それはレーナが買ったやつや、とかね。あとは私の服を勝手に着たやろとか」
――可愛い喧嘩ですね。
「可愛くないですよ。シバかれますから。家の壁に穴が空きますからね。ドーンって肘が当たって。3つくらい空いてますよ」
――今も喧嘩はある?
「今はないですね。格闘技を始めてからもあったけど、S−cupを観に来てくれたときから変わりました。喧嘩売ってこなくなりました。こっちが生意気なことを言ったら噛み付いてくるけど、最近は全然」
――格闘技を始めたのは。
「小学6年のときです。お姉ちゃんをシバいたろと思っていたら、たまたま家の近くに及川道場の看板が目に入ってきて」
――ドラマみたいですね。
「ホントそうなんですけど、ここかなって思いました。でも、お母さんがなかなか許してくれなかったです。レーナが学校、行ってなかったから」
――学校に行ってなかった?
「小学生の頃、引きこもりでした。1年の3分の2は休んでました」
(レーナの8・23『Girl’s S−cup』にかける思いとは? 続きは本誌『格闘技通信』9月号をお読みください)
(文=松井孝夫)
圧倒的ボリュームで格闘技界の情報をお届けする月刊格通! 9月号では“打撃”を大特集。巻頭カラーでは7・13K−1MAXの魔裟斗vs.川尻達也を徹底検証したほか、エメリヤーエンコ・ヒョードル、五味隆典、6年ぶりにリングに上がる立嶋篤史など、ジャンルを問わず打撃にまつわる格闘技界の最先端動向に迫った。また、総合格闘家に転向した泉浩、秋山成勲が勝利を挙げた7・11UFCも総力取材!! その他、多数の連載や特集は、7月23日(木)発売の『格闘技通信』9月号(No.461)で掲載されます。
『格闘技通信』 2009年9月号(No.461)
【格闘技通信】
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山本優弥vs.ドラゴ&日本勢:インサイドリポート
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