気になる存在、第二弾はファビオ・ネガォン=M-1

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ネガォンはべ・ミョンホとの対戦となるが、べもまた以前はミドル級で戦っていたファイターだ 【MMAPLANET】

 4月29日(水)ディファ有明で行われる「DEEP M−1CHALLENGE 3rd Edition in JAPAN」。ジヴァニウド・サンタナに次ぐ、気になる存在へのインタビューは、サンタナの愛弟子ファビオ・ナシメント・ネガォン。ブラジルMMA界を代表するミドル級の強豪が、キャリア初となるウェルター級(=170ポンド)の戦いに挑む。

キャリア初となるウェルター級の戦いに挑む

――ウェルター級の試合に出場するのは、初めてだと思いますが、どのような経緯で今回のクラス変更に至ったのでしょうか。

 コーチとも話し合ってきて、今、自分の体はミドル級よりもウェルター級の方が適しているんじゃないかと思い階級を下げることにしたんだ。

――これまでにウェルター級の体重で戦ったことはありますか。

 ブラジルでは176ポンドで戦ったことはあるけど、170ポンドで戦うのは初めてだよ。

――ブラジリアン柔術家として、日本で戦うことに関してどのような印象を持っていますか。

 ミツヨ・マエダが生まれた国、柔術の母国で戦うことをいつも夢見ていた。夢が叶う思いだ。M−1というイベントのためにも良い試合を見せたい。その結果、引き続き日本で戦っていけるように頑張るよ。

――ウェルター級に転向して、より気合いが入ると言う感じですね。

 とにかく、この試合に勝って米国西部チームの勝利に貢献する。そして、自分のトレーニング方法や減量を見極めて、この階級でより良く戦えるようにしていきたい。

――ミドル級で戦った最後の2試合はホウジマール・トキーニョ、そしてマット・リンドランド戦の敗北となります。これらの2試合から、今、どこが最も成長した箇所だと思いますか。

 この2試合で学んだ最大のポイントは、注意深く戦うということだ。トキーニョと対戦したときには、ヒザ十字でやられた。ただ、敗北を喫しただけでなく負傷して、ブランクを作ることになってしまった。リンドランドとの戦いでは、チョークを逃げるのにスタミナを使い過ぎた。そして、リカバーできないまま、残りの2Rを戦うことになった。

 今はもうあの頃のようなファイターじゃない。毎日、しっかりと練習し、準備も万全だ。テクニック的にも進歩した。そんな姿を日本のファンに披露したい。

――では日本のファンにメッセージをお願いします。

 M−1ではきっと素晴らしい試合が見られるはず。そして、自分のファイトを日本のファンのみんなが気に入ってくれると嬉しい。

Text by Manabu Takashima, Special Thank to Kengo Watanabe
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