プロバスケットB2バンビシャス奈良に大阪体育大学PG・佐野が加入 「子どものころから夢だったプロ。アシストでチームに貢献」

大阪体育大学
チーム・協会
 大阪体育大学バスケットボール部男子のポイントガード・佐野悠星(さの・ゆうせい)選手(22)=体育学部4年、育英=がプロバスケットボールBリーグ・B2の「バンビシャス奈良」に入団することが2月28日(金)、同球団から発表された。特別指定選手として、3月1日の愛媛オレンジバイキングス戦から出場が可能となる。佐野選手は「子どものころからの夢だったプロに進めてうれしい」と語る。

佐野悠星選手 【大阪体育大学】

 佐野選手は神戸市出身、身長173㌢、68㌔。小学1年の時、育英高校バスケットボール部で県優勝の経験がある父に誘われ、バスケットを始めた。「スピードを活かした得点、アシスト」がセールスポイントで、大体大では3年からレギュラーになり、4年はエースとしてチームを引っ張った。
 監督の比嘉靖准教授(スポーツコーチング・ゲーム分析)から4年間指導を受けたことが自身の成長にとって大きかったという。比嘉監督は大阪エヴェッサコーチとしてbjリーグで3連覇し、元U22日本代表ヘッドコーチ。佐野選手は「とても選手思いのコーチ。技術、戦術のバスケットIQを高めてもらった」と語る。
 大体大バスケ部は子どもバスケット教室にも熱心で、佐野選手も毎年恒例の兵庫県豊岡市での教室にも参加し、小学生たちを指導した。「小学生には丁寧に説明しなければ分かってもらえない。プレーを言語化することの難しさと大切さを子どもたちから学んだ」と振り返る。
 大体大での思い出は「ハードだった練習を、先輩や後輩に助けられながら4年間継続してやり続けたこと」だ。
 バンビシャス奈良でめざす選手像を問われ、「得点力のある選手は多い。自分はアシストでチームに貢献したい」と意気込んだ。


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