“あいのりレスラー”崔領二が復帰戦「真実の愛、見つけました」=1.29ZERO1
“あいのりレスラー”崔領二が復帰戦を勝利 【佐々木亜希】
2009年初のリング登場となる崔は、開始早々からミドルキックで浪口、KAMIKAZE組を攻め込む。日高のピンチに飛び込むと、場外戦を経て最後は那智の滝で浪口をフォール。旅の疲れを見せない活躍ぶりで勝利を手にした。
日高からの「崔、お帰り」の言葉でようやく笑顔を見せた崔。「急にいなくなってすみませんでした」と観客に挨拶すると「欠場していた以上のものを返していきます」と続ける。観客とともに「3、2、1、ゼロ・ワーン!」と右腕を高く突き上げた崔は「まずは自分の居るZERO1を、お客さんが多すぎて、立ち見でも入れないくらいの状態まで盛り上げたい」とぶちあげた。
今後も継続し、リングに上がり続けるという崔だが、番組上では恋愛模様も絶賛進行形。崔はコメントの最後に「真実の愛、見つけました。ありがとうございました!」と意味深に言い残し、控室へ消えた。愛を見つけた“あいのりレスラー”崔領二。ラブワゴン乗車の経験を経て、自分の居場所をリングに見つけた男のプロレスという旅は、新木場からふたたびスタートを切った。
高野と対戦する小笠原「バットを叩き折ってやる!」
元巨人・高野のデビュー戦の相手を務める小笠原(左)は「バットを叩き折ってやる!」 【佐々木亜希】
2月14日の大阪大会でプロレスデビュー戦となる高野を迎え撃つ小笠原は「必ず叩き潰します。バットを叩き折ってやる!」と空手家ならではの意気込み。巨人の原監督は東海大学の1つ上の先輩で「3回、同じ授業を受けたことがある」という深い縁もある小笠原だが、真っ向からバットだけでなく、高野の心を折りに行く構えだ。
元巨人軍という異色選手を迎え入れるZERO1社長の大谷晋二郎は、この日セミファイナルに登場。澤宗紀に自身の得意技である顔面ウォッシュを先に仕掛けられた大谷は「やり方がわかんねぇ」と戸惑う澤に「教えてやる!」と本家・顔面ウォッシュを披露。粘る澤にコブラホールドからパワーボム、カウント2であえて引き起こすと最後はスリーパーを極め、リングに沈めた。
高野に期待大の大谷、永田戦へは「俺が最後の砦」
大谷は永田戦へ向け「俺が最後の砦」と気合十分 【佐々木亜希】
大谷自身は、永田裕志を相手にした悲願の世界タイトルマッチが2月27日後楽園大会で決定。「いい試合しようって気持ちより、絶対に取り返すって気持ちのほうがずっと大きい。俺が最後の砦だと思ってるから、俺が取り返せばいい。卑怯な手段を使う気はないけど、たとえ30秒で試合を終わらせてでも勝つつもりでいる」と、至宝奪還をあらためて宣言していた。
藤田がKAMIKAZEにむちゃぶり要求
藤田(左)は2.8タイトル戦へ、挑戦者のKAMIKAZEにむちゃぶり要求 【佐々木亜希】
「最初にタイトルマッチが決まってたのに、あとから挑戦者決定戦を追加するっておかしいだろ。第一どうして同日にやるんだ」と食い下がるKAMIKAZEだったが、藤田は「いやならおかしなルールにする」と一言。KAMIKAZEはうなだれながらもこの要求を呑むしかなかった。
ZERO1「ZERO1 WRESTLER’S」
<第5試合 タッグマッチ・30分1本勝負>
○崔領二、日高郁人
(17分42秒 体固め)
●浪口修、KAMIKAZE
※那智の滝
<第4試合 シングルマッチ・30分1本勝負>
○大谷晋二郎
(11分12秒 レフェリーストップ)
●澤宗紀
※スリーパーホールド
<第3試合 タッグマッチ・30分1本勝負>
○藤田ミノル、佐藤耕平
(13分36秒 変形エビ固め(仮))
●小幡優作(XWF)、田中将斗
<第2試合 Chick Fights 3wayマッチ・30分1本勝負>
○前村さき
(8分57秒 ジャックナイフ)
●Hikaru
※もう1人は栗原あゆみ
<第1試合 シングルマッチ・30分1本勝負>
○植田使徒
(7分53秒 逆エビ固め)
●斉藤謙
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