遠藤「このスタイルで間違いない」=クラブW杯

スポーツナビ

MF明神智和

「目指すところはチームとしても、個人としてもまだまだ上」

 パチューカは細かくつないでくるので、相手のペースになってしまう。相手のディフェンスラインも浅かったし、簡単に裏に飛び出す展開が多くなった。(今大会の)アデレードはACL(AFCチャンピオンズリーグ)の決勝で戦ったチームとは違った。世界ナンバーワンと言われるクラブやパチューカという実力があるチームと試合して、いろいろな経験ができた。目指すところはチームとしても、個人としてもまだまだ上がある。

MF二川孝広

「退場してごめんなさい」

(退場して)ごめんなさいとしか言えない。自分が入ったらゴールに絡めるプレーをしようと思っていた。今大会は、アデレード戦だけで終わったら寂しいので、試合に出られたことは良かったけど、結果を残したかった。(退場の場面は)激しくいこうと思っていたが、流れ的に(レッドカードを)出しそうな雰囲気だったのでちょっとヤバイと思った。

FWルーカス

「僕らは3位の力を持っていた」

 3位は義務づけられたものではなかったかもしれないが、この順位を取る力を僕らは持っていた。満足し切っているわけではないが、うれしい。相手との(今までの)対戦はないし、情報もない中、クラブワールドカップでの試合を見ただけという状況下での試合の難しさはあった。メキシコのサッカーは、ボールに触って、パスを回すスタイルだが、今日は僕らの方がそのスタイルを出せたと思う。今大会は3つ試合ができて、そのうちの2つを勝つことができたので満足している。
(大会を通じてチームが得た収穫は?)アデレードはすでに知っているが、マンチェスター・ユナイテッドとパチューカという、今まで対戦したことがないチームと試合ができたこと。マンチェスターは非常にチーム全体の質が高く、パチューカは技術の高さが印象的だった。僕だけではなくチーム全員が得た経験は大きかったと思う。

FW播戸竜二

「点が取れなくて残念」

 チャンスはあっただけに、点が取れなくて残念。(自分が)早めに決めていたら、もう少しチームとしての戦い方も楽になっていたかもしれない。課題だと思う。

DF中澤聡太

「あれだけボールを回されるのは国内では経験がない」

 どれだけ前でボールを回されても僕らDFが引き出されないように、じれないようにしようとは智(山口)さんと言っていた。常に声を掛け合っていた。あれだけボールを回されるのは国内では経験したことがないけど、回させていても怖くないというのがあったし、危険な所には常に前の選手がカバーに入ってきてくれていた。

MF武井択也

「いい緊張を持って試合に入った」

(ピッチに)入る前はフォーメーションの変更があったので、その指示をボードで説明された。「相手のサイドの攻撃をケアしろ」と監督には言われたが、指示の内容はいつも通りだった。アデレードの試合も1−0の状況で投入されたので、今日も出る準備はできていた。こういう状況なら投入もあるかなと。緊張は全くしなかったわけではない。勝っている状況で点を入れられたら自分の責任でもあるので、いい緊張を持って入った。

<了>

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