ミルコ打倒に燃えるアリスター、自信のKO予告=DREAM.6
念願のミルコ戦に挑むアリスター・オーフレイムは、久々にトレードマークのハンマーを携えて海を渡った。「日本のファンから、持ってきてくれとリクエストも受けていたし、自分はミルコを倒してチャンピオンになるからね。何かマスコットが必要になると思って持ってきたんだ」。オーフレイムにとってのハンマーは、縁起をかつぐ勝利のお守りでもある。「ミルコはレジェンド。ストライキングももちろん、グラウンドも悪くない。自分はあくまでも自分の試合をするだけだよ」。ミルコを認めているからこそ勝利したい。入念なトレーニングを経て、アリスターは確かな自信を手にしている。「ストライカー相手にストライキングで勝つというのは最高の皮肉」と、ミルコ相手にスタンドでのKO決着もほのめかした。
「3年前のアリスターとはまったく違う」
「自分のキャリアの中でも、非常に大きな意味のある試合だろうね。今のアリスターは、3年前のアリスターとはまったく違う。自分は必ずチャンスをものにする。自分の戦績で、判定で勝利したのは一回だけ。KOかサブミッション、どちらかで決まるだろうね」
完璧な状態に自分を仕上げてきたという確信があるからこその、一本勝ち予告。ミルコを相手に、オーフレイムは自信を秘めた現在の自分自身をぶつける。
V候補マヌーフ「最後に残ってるのは自分だ」
桜庭和志を沈めた一撃を持つマヌーフ。誰もが避けたい対戦をあえて希望したのはゲガール・ムサシだ。寝技、立ち技ともにコンプリートファイターと評されるムサシは、マヌーフを「彼は、試合が長引くと疲れてくる。サブミッションにも弱い」と分析。「自分はメンタル、コンディションともにベストな状態だ。強いと言われるマヌーフを倒すことで、自分の強さを見せたいんだ」と、大物食いを狙うと語った。
ダークホースの“弁慶”ガレシックは静かな闘志
寝技のベテラン、立ち技の強豪、ともにこなすオールラウンドファイター、爆発力を秘めた新鋭と役者のそろったミドル級GP。はたして、トーナメントを勝ち上がって「DREAM」のベルトを手にするのは、どのファイターとなるのか。
DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦
<第12試合 ミドル級グランプリ2008 決勝>
[第2試合勝者]
[第3試合勝者]
<第11試合 ヘビー級ワンマッチ>
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
<第10試合 ライト級ワンマッチ>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
トッド・ムーア(米国)
<第9試合 ミドル級ワンマッチ>
秋山成勲(フリー)
外岡真徳(正道会館)
<第8試合 ウェルター級ワンマッチ>
桜井“マッハ”速人(マッハ道場)
弘中邦佳(Academia Az)
−休憩−
<第7試合 ミドル級ワンマッチ>
ミノワマン(フリー)
船木誠勝(ARMS)
<第6試合 フェザー級 ワンマッチ>
所 英男(チームゼスト)
山本 篤(KRAZY BEE)
<第5試合 ヘビー級ワンマッチ>
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)
マイティ・モー(米国/シャークタンクジム )
<第4試合 ライト級ワンマッチ>
中村K太郎(和術慧舟會東京本部)
アドリアーノ・マルチンス(ブラジル/KRAZY BEE)
<第3試合 ミドル級グランプリ2008 準決勝>
ホナウド・ジャカレイ(ブラジル/ブラザ柔術)
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
<第2試合 ミドル級グランプリ2008 準決勝>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム)
ゲガール・ムサシ(オランダ/team Mousasi/Red Devil International)
<第1試合 ミドル級グランプリ2008 リザーブマッチ>
ユン・ドンシク(韓国/チーム ユン)
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館)
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