ドン・フライ、元WWEリキシら世界6地域から参戦=プロレスエキスポ

佐々木亜希

10月24日、25日に開催されるプロレスエキスポの参戦選手を発表したスーパーバイザーの蝶野 【佐々木亜希】

 9月11日、都内・ncvスタジオで蝶野正洋が記者会見を開き、自身がスーパーバイザーを務める10月24日、25日「ProWres Expo 2008 in japan(第1回プロレスエキスポ日本大会)」の出場予定選手を発表した。現時点での出場決定選手は日本のほか12カ国、24選手で、最終的には全17〜18カ国、全50名の招へいを目指すという。

 日本、アメリカ、メキシコといったプロレスファンにはなじみの深い国のほか、欧州地域のノルウェーやアイルランド、フランスからも選手を招へい。サモア代表には、元WWE・リキシの名前も発表されている。蝶野は「国際色豊かな選手構成で、日本に来たこともない選手とか、未知の強豪とか、バラエティー豊かな興行になると感じている」と意欲的にコメント。「世界のプロレス、プロレスのびっくり箱みたいな大会になると思います」と、バラエティに飛んだ内容となることを約束した。

団体の枠を超えたタッグ結成、国別・大陸別の対抗戦プランも

プロレスエキスポで高山善廣とのタッグ結成も示唆した蝶野 【佐々木亜希】

 一方、蝶野自身も、スーパーバイザーとしてらつ腕をふるう傍ら、選手として大会に参戦する。興味ある選手について尋ねられると「ある意味、全員とやってみたいくらいの気持ちはある」と、未知の強豪との手合わせに意欲。「TEAM2000で一緒にやっていた(スコット・)ノートンや(ドン・)フライとは、久々に戦っても組んでもいいと思ってる」と、久々のT2000復活のほか「日本国内だと他団体との興行戦争とかがありますけど、このエキスポはその枠から外れた企画。日本代表として、自分も高山くんとか、組んだことのない選手と組む可能性があるかもしれない」と、団体の枠を超えたタッグ結成で、国別・大陸別の対抗戦を行うプランも示唆した。

 「国内ではPREMIUMをやっているけど、エキスポはそのインターナショナル版のようなイメージ。世界のプロレスと同時に、日本のプロレスのレベルの高さを見せられたらと思う」。両国国技館で2日間、3大会という近年では群を抜いて大規模な大会となる「プロレスエキスポ」。現時点での出場決定選手は日本のほか12カ国、26選手で、最終的には全17〜18カ国、全50名の招へいを目指す。プロレス博覧会、プロレス版オリンピックの日本開催は世界につながる夢の架け橋となるか。次回会見では対戦カードが発表される見込みとなっている。

「ProWres Expo 2008 in japan」

10月24日、25日 東京・両国国技館

<第1部 緑の章>
10月24日(金) 開場17:00 開始18:00
国別対抗タッグトーナメント1回戦ほか

<第2部 白の章>
10月25日(土) 開場11:00 開始12;00
スタイル別のプロレスの紹介、タッグトーナメント決勝

<第3部 蒼の章>
10月25日(土) 開場16:00 開始17:00
混成チームによる国際色豊かな試合

【9月11日発表・出場決定選手】

■アジア地域:
・日本
蝶野正洋、高山善廣(※24日のみ)、田中将斗、佐藤耕平、崔領二、関本大介、エルブレイザー、菊タロー
・ネパール
ヒマラヤンタイガー

■北米地域:
・アメリカ
ドン・フライ、スコット・ノートン、ジェロニモ

■中南米地域:
・アルゼンチン
星誕期
・メキシコ
ナルト、ドランゴ、バイキング

■欧州地域:
・オーストリア
バンビキラー
・フランス
ハイディ・カラウ
・アイルランド
ポール・トレイシー
・ノルウェー
エリック・イザクセン

■大洋州地域:
・オーストラリア
ハートリー・ジャクソン、マイキー・ニコルス
・サモア
ブラックパール、リキシ

■アフリカ地域
・南アフリカ
キリマンジャロ、クワイトキッド

以上、6地域、12カ国から計26選手。
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